この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恍惚なる治療[改訂版]
第6章 男性同士

髪型と眼鏡だけで大人っぽくなるんだなぁ…

なんて思っていたら、急に額に手を当てられ、頭を撫でられた。
昨夜の事が一気に蘇り、身体が小さく震えた。

「……っ」
「佐伯さん、少し顔色が悪いように見えますが、大丈夫ですか?」

撫でられた場所がジワジワと熱くなる…
ダメだ、男相手に意識してどうする…

「だ、大丈夫です…」
「そうですか?無理しないで下さいね」

病院で見せる冷静な素振りをする柳川先生に若干腹が立った。
昨日あんな事しておいて…

昨日のアレは酔っ払ってたからしたのか…?
そうだよな…そうじゃなかったら、気の無い男にキスしたり、勃起したりなんかしない……
酔った末の行動なんて気にしなくてもいいんだ…

「佐伯さん、シャワー浴びてきて下さい。終わったら朝食にしましょう」
「は、はい」

意識してるのを気づかれなかったみたいで胸を撫で下ろした。
シャワーを浴びて、ダイニングに向かうとテーブルにはご飯にだし巻き卵、味噌汁に焼き鮭と海苔…朝から気合いの入ったものが用意されていた。

「す、凄い…豪華ですね。旅館の朝食みたいだ…」
「あはは、褒めていただいて嬉しいです。お口に合えばいいのですが」




/309ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ