この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恍惚なる治療[改訂版]
第6章 男性同士

席に着いて味噌汁を飲んでみると、出汁の香りが広がり、俺好みの濃さで美味い。

「どれも美味いです。普段からこんなに作ってるんですか?」
「いえ、たまたまですよ。休日なんで、ちょっと良いものを食べようと思って購入していたんですが、佐伯さんにご馳走出来て良かったです。それにお口に合ったようで…」

オフだからか、少し幼く見えるからか、砕けた笑顔がいつもより眩しくて、思わず見入ってしまった。
柳川先生に気付かれる前に目を伏せ、味噌汁を啜った。

朝食を終えて後片付けをしている時に、先生からお誘いが…

「佐伯さん、今日お時間ありますか?予定って入ってます?」
「時間…大丈夫ですよ。約束も特に無いですが…」

自室に設置したペットカメラを確認すると、とら丸はソファに寝転んで寛いでいた。
とら丸の世話やご飯の補充は三雲さんのご両親に会う前に済ませてきたし、危ない物も置いてこなかったので夕方までは大丈夫だろう。

「お時間があるなら、少し出掛けませんか?佐伯さんの治療も次の段階に行きたいので、外に出ましょう」
「…治療になるんですか?」




/309ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ