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セイドレイ -re:BORN-
第1章 プロローグ
身長は150cmと小柄な体型──しかしまず目に飛び込んでくるのは、その小さな身体には少々不釣り合いともいえる豊満なバスト。
これでも着痩せするタイプのようで、見立てではFカップ、あるいはGカップはあろうかと校内では噂されていた。
巨乳に次いで、キュッとくびれたウエストに反してやや骨盤の張った安産型を思わせる大きめの尻が、これまた見る者の視線を奪う。
しかし太ももまわりはほどよい肉づきのため下半身デブという印象はなく、全体的には華奢であるのに肉感的、という矛盾を孕んだまとまりがあった。
もっとも、この体型が本人にとってはどうやらコンプレックスのようであるが。
衣服から見える部分が細身ということもあり、普段の制服の上からでは亜美のグラマラスなボディをはっきりと認識することは意外と難しい。
そう──、制服の上からでは。
今、この男子便所で亜美が身につけているのは制服ではなく、所属しているテニス部のウェアだった。
上下ともに白を基調とした光明学園のテニスウェアは、運動部女子のユニフォームのなかでも一際目を引く。
着る者を選ぶそのデザインは身体のラインを否応なしに強調し、亜美ができれば潜めておきたかったコンプレックスが一斉に主張を始めてしまうのだ。
テニスシャツにできた乳袋は、亜美の乳房をなんだかいかがわしいものであるかのようにしてしまうし、丈の短いプリーツ仕様のスコートから覗く太ももは健康的でありながら、しかしどうにもなまめかしく、非常にけしからぬもの。
そしてそれらの魅力をさらに割増する、運動部とは思えぬような透き通った肌の白さ──。
そんな、良くも悪くも目のやり場に困る教え子の姿を、本山はこれでもかと念入りに視姦する。
「──ほら、お前のスケベな身体見ているだけで、先生のもうこんなんなっちまったぜ…?」
「イッ、イヤッ…!」
えんじ色のジャージの上からでも分かる、股間部分の膨らみ──本山はさらに一歩詰め寄ると、それを亜美の真っ白な太ももの内側に擦りつけてきたのだった。