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セイドレイ -re:BORN-
第1章 プロローグ

亜美は身をよじってどうにか本山を遠ざけようと試みるも、それはまったくもって無駄な抵抗である。
どう足掻こうとも、ひ弱な少女の腕力では到底この男に敵うはずもない。

太ももの内側をなぞる、硬く膨張した男性器の感触──それがなにを意味しているかを、亜美はすでに知っている。


男がどんなときに、そこを強ばらせ、そしてその "刃" を向けてくるのかを──。


「──ヘヘッ…?今さら嫌もクソもねぇだろうがよ?まぁ、嫌がる顔もまたそそるんだがな…」


「ヤッ…ヤメテッ…」


亜美のかすかな抵抗も、屈強な体育教師の前では虫の息といったところか。
執拗に下半身を密着させてくる本山に対し、亜美は為す術もなくただ怯えているだけだったのだが──。


「──ンッ…、ダメッ……アッ!」


亜美は短いあえぎとともに、「ブルッ」とかすかな身震いをする。
どうやら内ももをさまよっていた本山の股間が、亜美の花弁をかすめたようだ。

もちろん、そんな亜美の反応を本山が見逃すわけもない。


「──なんだお前、まさかこんだけでイッちまったのか…?ヒヒッ…、どうしようもねぇド淫乱JKだなぁ?おお??」


「ちっ、違っ…ヤメテッ…!イヤッ…アッ、アアッ…──」


まだ服の上から先端が触れただけだというのに、あえなく浅いオーガズムを迎えてしまった亜美。
そんな教え子のいじらしい反応に気を良くした本山は、より一層硬さを増した股間の膨らみをグリグリと亜美の秘部へ押しつけた。

ジャージのザラザラとしたポリエステルの繊維が亜美のクリトリスをこすりあげるたび、痛痒さのような独特な感触をもたらす。

そして──。


「アッ…!アッアッ…ダメッ…、せんせっ……アッ!ああっ────」


先ほどよりも大きく身震いした亜美は、踵を上げて足をピンと伸ばすと、背面の壁に仰け反るようにしてあっという間に二度目のオーガズムに達した。

外イキによる刹那な絶頂が亜美を遅い、一度目より強い刺激が陰核から頭のてっぺんへと突き抜ける。
亜美は腰が抜けそうになるのをこらえるため、思わず本山の肩にしがみついた。


「──おーおー、どうした高崎ぃ?自分だけ先に二回もイッちまいやがってよぉ~」


「ハァッ…ハァッ……、違っ…ちがうっ──」


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