この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
透明な炎
第2章 明
その連絡に返事をせず、目の前までかけて行く。
「お待たせ」
そう言うと、私の適当な服装を見ることもなく
いつもの爽やかで意地悪そうな笑顔で私を迎えた。

「行こうか」

仕事帰りに飲みに行く時よりもほんの少しだけ距離が近いと思うのは気のせいか?
お互いに私服だということがいつもとは違う雰囲気にしているのかもしれない。

「スーツが似合う男って私服も似合うんだね」

ちょっと嫌味で言ったその言葉に

「俺?」

と、反応して
あんた以外の誰の話よ?
と、少し小馬鹿にするように笑った。

「へ~!俺のスーツ似合ってると思ってくれてるんだ?」

そう言いながら私の肩を抱いてグッと引き寄せたけど
それは艶っぽい好意じゃなくてあくまでも友人的で。
プロジェクトが成功すると、こいつは男女関係なくこの行為をする。

「ちょっとやめてよ」

それでもここは社内じゃないんだから。
奥さんの友達に見られたらどうすんの!

その手から逃れるように肩をねじった。

/38ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ