この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
毒におかされた隊長は解毒のため部下に抱かれる
第3章 救出③
そうなるのも仕方なかった。
レフは、リースに密かな想いを寄せていたからだ。
副長として常にそばにあったレフは、リースと多くの時間を過ごした。
自信に溢れながらも時折弱さを見せ、しかし諦めずに常に前へ進む姿。
彼女への憧れが、恋慕のそれに変わるのに時間はかからなかった。
しかしリースに婚約者がいると風の噂で知ってから、この気持ちを決して悟られまいと抑えて来た。
彼女は今でこそ分隊の隊長だが、元は貴族の娘。
婚約者がいても当たり前じゃないかと、実らぬ恋をした自分の愚かさを嗤った事もあった。
男性の精を必要とするなら、婚約者相手の方がダメージは少ない。
レフが苦しいながらも、彼女を気遣った結果だった。
だが、
(辛い……。隊長が……、見知らぬ誰かに抱かれるなんてっ……!)
心がギュッと締め付けられた。
自分の愛する女性が知らない誰かに激しく突かれ、嬌声をあげながら堕ちる姿を想像すると、嫉妬で気が狂いそうになる。
レフは、リースに密かな想いを寄せていたからだ。
副長として常にそばにあったレフは、リースと多くの時間を過ごした。
自信に溢れながらも時折弱さを見せ、しかし諦めずに常に前へ進む姿。
彼女への憧れが、恋慕のそれに変わるのに時間はかからなかった。
しかしリースに婚約者がいると風の噂で知ってから、この気持ちを決して悟られまいと抑えて来た。
彼女は今でこそ分隊の隊長だが、元は貴族の娘。
婚約者がいても当たり前じゃないかと、実らぬ恋をした自分の愚かさを嗤った事もあった。
男性の精を必要とするなら、婚約者相手の方がダメージは少ない。
レフが苦しいながらも、彼女を気遣った結果だった。
だが、
(辛い……。隊長が……、見知らぬ誰かに抱かれるなんてっ……!)
心がギュッと締め付けられた。
自分の愛する女性が知らない誰かに激しく突かれ、嬌声をあげながら堕ちる姿を想像すると、嫉妬で気が狂いそうになる。