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毒におかされた隊長は解毒のため部下に抱かれる
第4章 救出④
「レ……フ……? これは……どういうことだ?」
「俺は、あなたが好きです。隊長としてではなく、女性として……」
真っ直ぐな告白が、リースの鼓膜を震わせた。その内容に顔が、薬が原因ではない赤みで染まる。
頬を上気させながも瞳に怒りを込めて、レフを睨みつけた。
「レフリール・バース! そんな冗談は……やめろ!」
彼の言葉に身体を熱くしながらも、心は受け入れる事が出来なかった。
(レフは優しい……。きっと私を生かすために嘘を……)
そう思うと、胸の奥にズキリと痛みが走った。
肉への欲求ではない別の感情が、心に傷をつけていることを感じながら。
自身の想いを否定されたレフは、激情がスッと引くのを感じた。いや、引いたのではない。
今まで抑え込んでいたものが、限界を超えたのだ。
心の模様は、静かな声で現れる。
「俺は、あなたが好きです。隊長としてではなく、女性として……」
真っ直ぐな告白が、リースの鼓膜を震わせた。その内容に顔が、薬が原因ではない赤みで染まる。
頬を上気させながも瞳に怒りを込めて、レフを睨みつけた。
「レフリール・バース! そんな冗談は……やめろ!」
彼の言葉に身体を熱くしながらも、心は受け入れる事が出来なかった。
(レフは優しい……。きっと私を生かすために嘘を……)
そう思うと、胸の奥にズキリと痛みが走った。
肉への欲求ではない別の感情が、心に傷をつけていることを感じながら。
自身の想いを否定されたレフは、激情がスッと引くのを感じた。いや、引いたのではない。
今まで抑え込んでいたものが、限界を超えたのだ。
心の模様は、静かな声で現れる。