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毒におかされた隊長は解毒のため部下に抱かれる
第11章 解毒⑦
(この顏も声も、ぜんぶぜんぶ、知っているのは俺だけだ……)
独占欲が暴走するにまかせ、リースの唇を攻め続けた。
夢中で口内を犯した後、唾液の糸を切りながら顔を上げると、荒い息遣いをしながらも表情を曇らせるリースの姿があった。
困惑の理由が、彼女の言葉に答えもせず、衝動的に身体を求めてしまったからだと気づく。
レフは理性を取り戻すと、申し訳なさそうに赤い瞳を少し伏せた。
「あっ……、すっ、すみません、隊長……。初めてとは知らず、乱暴に指を……。あなたが過去、誰かに抱かれたのではないかと想像したら……、悔しくて……」
今まで優位を保っていたレフが、慌てふためいている。
先ほどまでのギャップを思い、リースは小さく笑った。彼女の笑い声を不思議そうに見つめる部下に、そっと手を伸ばし頬に触れる。
独占欲が暴走するにまかせ、リースの唇を攻め続けた。
夢中で口内を犯した後、唾液の糸を切りながら顔を上げると、荒い息遣いをしながらも表情を曇らせるリースの姿があった。
困惑の理由が、彼女の言葉に答えもせず、衝動的に身体を求めてしまったからだと気づく。
レフは理性を取り戻すと、申し訳なさそうに赤い瞳を少し伏せた。
「あっ……、すっ、すみません、隊長……。初めてとは知らず、乱暴に指を……。あなたが過去、誰かに抱かれたのではないかと想像したら……、悔しくて……」
今まで優位を保っていたレフが、慌てふためいている。
先ほどまでのギャップを思い、リースは小さく笑った。彼女の笑い声を不思議そうに見つめる部下に、そっと手を伸ばし頬に触れる。