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アイドル修業、最後の課題はクラス男子全員とH?
第2章 出席番号1 アキト(秋人)
「僕には、付き合っている彼女が、いるんだ…。だから、ごめん…」
アキトは、声を絞り出すように答えた。
答えながらも、小春の太ももをチラチラと見ている。

『わ…?アキト、あの子と付き合ってたんだ…』
これは、衝撃である。アキトとのラブラブエッチの可能性が、極小になってしまった。
『うわああ…、一人目なのに、もうダメなの?』
小春は、泣きそうになった。いや、涙が目からぽろぽろとあふれた。幼いころからめざしていたアイドルになれないなんて…。

「え?え?小春…さん?」
アキトの、ひどく動揺しているような声がした。
そう、アキトは、小春の涙に驚き、心を乱していたのだ。女子の涙は、最強の武器とはよく言ったものだ。
小春が涙目の顔を上げ、アキトを見上げた。
すると、アキトが
「小春さん…、きみの気持ちは、すごいうれしいよ…。小春さん、とてもかわいいし…」
と慰めるように言ってきた。

『アキト…。この男子、すごい優しいネ~。心づかいがうれしいナ~』
小春はアキトのいたわりをうれしく思いながら、次善の策を発動させた。
「あ、アキト~~♡分かった~♡でも、付き合ってくれなくてもいいから、1つだけ、お願いを聞いてくれる?」
「う…、うん。僕でできることなら」
小春の涙を見た後だけに、アキトは、とても優しかった。
「あのネ♡わたしの家に、来てほしいの~♡わたし、夏休み期間だけ一軒家を借りて、一人暮らしをしてるの♡その家で、アキトと2,3時間でいいから、一緒に過ごしたいの♡いい?」
アキトは、のどをごくりとさせ、小春の短パン腰つきと太ももを見ていた。
「今からはムリ…予定があるから。で、でも…、午後は空いてる…」
アキトは、口ごもりながら言った。
「それじゃ、午後1時に来て~♡これが、地図」
と小春は、地図をアキトに渡した。

告白はダメだったけど、何とか次善の策は成功したよう。
『これで二人きりの状況を作って、ラブラブエッチに持ってゆけば…』
アキトがカタブツなだけに、ハードルは高いが。
しかし、問題は、アキトが小春をエロ目的だけでエッチしてくる危険があること。アキトの視線が小春の短パン腰や太ももに向いているのに、もちろん小春は気づいている。
これについても、いちおう作戦は練ってある。1回エッチしてしまえば、情が移ってラブラブに持っていけるかもと…
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