この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋花火-Akane-
第2章 恋をしていた
相原陸は違うクラスだったけど、学年の中で結構目立っていたから知っていた。


サッカー部だけど、放課後の集まりには来たことがなくて、この時初めて教室に来た。


相原陸の登場により、その場は沸いた。


密かに女子の人気を集めていた彼は、一瞬で空気を変えた。そのおかげで、私に集まっていた視線は逸らされた。


…助かった。


助け舟を出してくれたのか、たまたまなのか。


わからないけれど、私は心の底から安心していた。


もしそんないけない事をしているとバレたら、せっかく出来た友達に嫌われるかもしれない。


仲良し四人組から外された時みたいに_____








ホッと胸を撫で下ろしたその日の帰り道。


カンナと歩いた。


さっきのことなんて、もうすっかり忘れていた私は油断した。


「さっきの話なんだけどさ」

「なに?」

「茜、もしかして一人でしたことある?」



いきなりの質問に思わず


「うん」


そう、返事をしてしまった。

/30ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ