この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋花火-Akane-
第2章 恋をしていた
夏休みが終わり、テスト期間。そのときばかりは、放課後教室に集まらずまっすぐ家に帰った。
結構頑張ったけど、結果はそこまで良くなかった。
テスト期間が終わると、次の行事は文化祭。小学校ではなかった行事だったから、どんな感じなんだろうってワクワクした。
1年生と2年生は催し物、3年生は売店と食堂、という感じで役割が決まっていて、私たちのクラスはお化け屋敷をやることになった。
文化祭のとき、みんなは好きな人と回りたいとか、告白するとか言っていて、もしかしてカンナも告白するのかな?と思った。
「おつかれっす」
そんなとき、お化け屋敷の準備中、今話題のスイ君がいきなり現れた。
サッカー部の誰かを訪ねてきたらしい。
初めて近くで見て、この人がカンナの好きな人か、と思って、思わずジッと見てしまった。
「え、なに?なんかついてる?」
「あっ!いえ!違うんです!すみません!!」
そう言うと、スイ君はあははって笑った。
…話しやすいし、笑顔が可愛い。
カンナが好きになっても仕方ないのかもって、少し思った。
結構頑張ったけど、結果はそこまで良くなかった。
テスト期間が終わると、次の行事は文化祭。小学校ではなかった行事だったから、どんな感じなんだろうってワクワクした。
1年生と2年生は催し物、3年生は売店と食堂、という感じで役割が決まっていて、私たちのクラスはお化け屋敷をやることになった。
文化祭のとき、みんなは好きな人と回りたいとか、告白するとか言っていて、もしかしてカンナも告白するのかな?と思った。
「おつかれっす」
そんなとき、お化け屋敷の準備中、今話題のスイ君がいきなり現れた。
サッカー部の誰かを訪ねてきたらしい。
初めて近くで見て、この人がカンナの好きな人か、と思って、思わずジッと見てしまった。
「え、なに?なんかついてる?」
「あっ!いえ!違うんです!すみません!!」
そう言うと、スイ君はあははって笑った。
…話しやすいし、笑顔が可愛い。
カンナが好きになっても仕方ないのかもって、少し思った。