この作品は18歳未満閲覧禁止です
恋花火-Akane-
第1章 まるで苺のような
小学六年生のときの修学旅行で
みんなで入ったお風呂。
そこで私は、周りのみんなよりも成長が早いことを自覚する。
周りの友達の乳房はまだ、うっすらと膨らんでいるくらいだったが
私はすでに、手のひらで収まらないくらいの大きさだった。
乳首だって
みんなは薄いピンク色をしていたが
私は濃いピンク、ちょっと赤に近いくらいの
まるで苺のような
それはもしかしたら
小さな頃のおかあさんごっこのせいなのかな、と少し不安になった。