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第3章 中学１年生

男子は男子で、大きな勘違いと自己満足に陥っていた。

｢女子さ。いまブルマーを履かないのがブームらしいぜ｣

｢確かにな。今までスカートがめくれても所詮は、体育で見せてくれる体操着だからな｣
　
　トランクス。

　男子達は、気がつかないが座ると短パンの隙間からペニスや陰毛が絡まる睾丸が露出するリスクがある。

　きゃーとか叫ばない、男子が気がつかないで居るのも女子達の暗黙の了解。

　中には、気がついても見て見ぬふりをする女子が多い。
　　
　男子も女子も、水泳の授業が偶然バッティングしても、相互に見て見ぬふりをする。

　ただ、自分は多くの男子が沙耶香の胸や透けて見える乳輪、股間の恥丘を見られれいるのが腹立たしかった。

　女子の競泳水着は、水に濡れると太陽の下ではテカテカと光沢があり胸の膨らみから、腰のくびれ、股間のVゾーンまで裸同然だ。

　中には、半袖の体操着を着たり、腰の部分にタオルを巻いたりする女子も居るけど、殆どの女子は気にせずに声援を送ったり談笑をしてる。

　好きな女子を見ているのは自分だけではない。

　他の男子にも同じチャンスがある

　そして、女子達も自分の競泳水着の陰茎を鑑賞されていたのは気がつかなかった。

　当然ながら男子も、同じ素材だが女子よりも水着の面積が少ない分、余計にちん○を隠す部分に制限がある。

　男子の場合は、女子の胸の乳首の突起よりも、グロテスクに形までくっきりと太陽の光の下に照らされている。

　たぶん、自分はトランクスとかより身体にフィットした下着や水着が好きらしい。

　体育の授業が終わる少し前に、沙耶香に呼び出された。

　プールから少し離れた体育館の裏で、沙耶香は

｢沙樹姉ぇの水着姿で射精したってね。アタシも同じのを着てるけど？興奮してる？｣

｢えっ｣

｢アタシのも見て。紗綾姉には負けたくないからっ！｣

沙耶香が水着の股間に手を当てようとしたとき。

｢紗綾姉ぇっ！何してるのよっ｣

プールから沙耶香が駆け寄ってきた。

自分の目の前にも沙耶香が・・・・・・。

｢えっ、まさか？紗綾さん？｣

｢ちっ｣

｢学校で止めて。なんでアタシのふりをしてるの？髪型まで似せて｣

紗綾は｢はぁっ。やっぱり君の巨根を味わいたいのよ｣

沙耶香は｢何が諦めたよ。油断も隙も無い｣