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昭和63年の夏休み(当時、中学2年生のCFNM体験)
第3章 中学1年生
ー 夏休み ー 

 海の無い群馬県の夏休みでは海水浴は出来ない。

 谷川岳が間近に迫る地方都市に住む自分と沙耶香は中学生ゆえに移動手段が無い。

 小学校の時は、朝のラジオ体操か学校でのプール開放程度で娯楽は少ない。

 沙樹さんは、良く解らない。

 沙耶香を守れと言う割に、自分と性行為を求めてきたり気まぐれな悪魔みたいな人だ。

 そんな自分と沙耶香は、地元の子供会のアシスタントで招集された。

 一泊二日で、猿ヶ京という温泉地に近いキャンプ場で小学生達と遊ぶのだ。

 沙耶香は「まったくウチの中学校も急に男子も女子も思春期が到来したわね」と困った顔をした。

 自分は、ある意味では健全だと思った。

 身体も、男子は精子を作れる、女子も子供が産める身体になる。

 精神も子供から大人に変わる。声変わりもすれば、性欲だって盛りがつくだろう。

 沙耶香はニコニコして「でも、今日と明日は天使のような小学生達だから心も安まるね」

 自分は私服、沙耶香は保育士みたいなエプロンにジーパンと妙なイラストが描かれたTシャツを着ていた。

 なんか有名な犬のキャラクターに似ているが少し違う。

 「それ何の絵?」

 「えっ、解らない?スヌー・・・・・・ありゃ?」

 沙耶香は、あれっと言う顔になった。

 自分は、その犬小屋の屋根の上に寝ている不細工な犬を囲む様に描いてあるロゴを読んだ。

 「SNOOPYA・・・・・・スヌーピヤァ?」

 沙耶香は赤面して「あーっ。インチキ。これバッタ物だぁ」としゃがみこんでしまう。

「知らないで着てきたの?」

「うん・・・・・・なんか似て非なるキャラクターかなぁ程度の認識」

「何処で買ったの?」

沙耶香は「紗綾・・・・・・姉ェがぁ・・・・・・要らないからくれるって」
 
「僕は構わないけど・・・・・・小学生達に笑われるかもね」

沙耶香は「嫌っ。アタシは小学生達に、おしゃれで知的な、お姉さん役をしたいの」

遠くから小学生の集団の声がしてきた。

自分と沙耶香の居る小学校に近づいてくる。

沙耶香は、いきなりスポーツバックを開けて着替えのTシャツを出して、自分の前で着て居たSNOOPYAのTシャツを脱いだ。

 白のキャミソール。

 ブラジャーはしていない。

 小ぶりな胸がプルンと露わになる。

 
 



 
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