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昭和63年の夏休み(当時、中学2年生のCFNM体験)
第3章 中学1年生
 小学生達は、男子も女子も私服。

 キャンプなのに女子は、まるでデートに出かけるみたいにワンピースやスカートが多い。

 男子は、半袖に短パンというラフな格好だ。

 自分と沙耶香を見て、男子はガッカリした顔をした。

 そして周囲を見渡して

「あのっ!今年はエッチなお姉さんは来ないの?」

「沙樹お姉さんは?」

 男子の目当ては、意外にも沙樹さんらしい。

 沙耶香が「紗綾姉ェは、一応3年生で来春は高校受験だからね。夏期講習だよ」

 男子達は「えー。沙樹さん美人だけどエッチだからギャップが良かったのに」

 女子達が、そんな男子を軽蔑するような目で「最低」「変態」と蔑む。

 どうやら、女子達も気になる男子を沙樹さんの魔の手から、自分達に向ける為に頑張ってカワイイ服を着てきたらしい。

 健気な女子達らしい。

 確かに、去年の沙樹さんは”ぶっとんでいた”と思う。

 キャンプのインストラクターさん、子供会の役員のママさんですら困惑していた。

 去年、自分と沙耶香は小学校6年生だったので参加者側の立場でキャンプに参加した。

 沙樹さんは、今年の自分沙耶香と同じ立場で、中学生のお姉さんとして参加していた。

 夜に男子のバンガローに乱入して、車座になって男子達にエロ話をして、スケベな高学年男子達が大喜びした。

 沙樹さんは、ドラム缶風呂の時に男子と女子がスクール水着に着替える時にも男子のバンガローで見張りと称して立ち会っていた。

 今になって思えば、あの去年の伊藤家の温泉旅行の前の話だ。

 此処で、ようやく去年の夏休みに自分の”ちん○”の皮が剥けるとか騒ぎ出した切っ掛けは、このキャンプ着替えの時に既に、事前調査をされていた可能性があると思った。

 沙樹さんと比べて、普通の女子である沙耶香は男子達からみれば、期待外れな展開という訳らしい。

 女子達は「今日は宜しくお願いします。沙耶香さんで良かったです」と安心した顔で挨拶に来た。

 保護者のママさん、子供会の役員のママ達もニコリと笑い。

「沙耶香ちゃん。子供達を宜しくお願いしますね。沙樹ちゃんも頑張ってくれたけど。子供の教育上はね。この子達には、ちょっと大人の会話が多くて・・・・・・」と言葉を濁らせた。

 沙耶香は、まだ中学1年生だが「すいません。姉がご迷惑をおかけして」と謝罪をした。


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