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昭和63年の夏休み(当時、中学2年生のCFNM体験)
第3章 中学1年生
ー キャンプ場 ー

 小学校から徒歩で2時間歩く。

 最初は、丘陵を下っていって、市街地に出て踏切を渡り、大きな川の橋を渡り、あとは登り勾配を進む。

 舗装されているとはいえ、延々と続く登り勾配を歩くのは小学生には、かなり酷な話だ。

 小さなダムのある川を堰き止めた人造湖が見える。

 その湖に沿って走る国道の反対側にある狭い山道を登り切るとキャンプ場だ。

 駐車場には、既に2台の大型観光バスが止まっていた。

 バスは他県ナンバーで、正面の窓に掛かっているプラカードには、中井中学吹奏楽部。中井マーチングエンジェル様。というプレートが掲げられている。

「合宿かな?」

「ウチの学校も鼓笛隊があるけど、マーチングって何かカッコイイ響きだね」
バスは空っぽで誰も居ない。

子供会の責任者が、キャンプ場の管理棟に向かい、到着を告げている。

 管理人が出てきて、歓迎の挨拶や生活での注意点、此処での生活、危険な場所に行かないように自分や沙耶香、そして小学生の子供達に話をした。

「あと。今日は皆さんの他に他県から中学生が合宿で来ています。特殊な合宿らしいので皆さんは邪魔をしないでください。実は私も音楽には詳しくないので驚いていますが、中学校のマーチングバンドでは有名な学校らしいので・・・・・・楽器の練習は一切しないそうですけど?」 

 とりあえず、歩きながら自分達に割り振られたバンガロー25棟に班分けをして荷物を置く。

 男子が10棟、女子が14棟。そして管理棟が1棟。それぞれに「牡丹」「萩」など名前があるが冷房も無ければ、電気も通っていない畳敷きの窓がある小さな小屋だ。

 コテージとかログハウスというような高級な建物ではなく、トタン屋根に木造の粗末な小屋が山の斜面に点在している。

 共同の炊飯所は、飯盒炊飯の薪を燃やすスペースや、バーベキューをする貸し出し用の鉄板やらがならぶ台所、水が出る流し台などを案内された。

 トイレは、男子も女子も驚愕した。

 水洗トイレではない。男女共用の汲み取り式トイレだ。

 ハエが飛び回り、男性の小便器も仕切り板もなく尿垢のこびり付いた溝に向かって放尿するスタイルだ。男女共用の個室は、直接、たて穴に脱糞するスタイル。穴を覗き込むと汚物やチリ紙が見える。

「くさい」

「ハエが飛んでる」






 





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