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昭和63年の夏休み(当時、中学2年生のCFNM体験)
第3章 中学1年生
 そしてドラム缶風呂は、完全な五右衛門風呂だ。

 一人ずつ入っても、こういう物だという体験でしかなく、のんびりと湯に浸かるのは時間的に無理だろう。

 あくまでも汗を流す程度になりそうだ。

 傾斜のある山の斜面にあるキャンプ村は、人里から離れているので、楽器は演奏しないという中学生の合宿でも迷惑は掛からないだろうけど、やはり自分達に気を使っているのならば申し訳無いと感じていた。

 管理人は「この先のバンガローは、その中学生達の貸切なので立ち入らないでください」

 そう説明すると歩き出す。

 最後に、手作り感が溢れるアスレチック、人工の小川が流れる水遊びができる遊び場を紹介した。

 歩き疲れた子供達は、一度バンガローに戻り1時間休憩後に、2時間だけ水着に着替えて遊ぶという。自分と沙耶香は子供達がけがをしないように見張り役。

 子供会の役員やママさん達は、夕飯の事前準備に入る。

 遊びの時間が終わると、コメの研ぎ方、飯盒の炊飯の仕方、火のおこし方、そしてカレーの材料を刻み、煮込むなど自分達で体験させる、いかにもキャンプらしい事をする。

 夕食後は花火をして、自分と沙耶香が趣向を凝らした肝試し大会で盛り上げるという流れだ。

 このキャンプ場は山の中腹の急勾配にあり、キャンプ場の敷地内を移動するだけで充分すぎるほど体力を使う。

 小学生達が水着に着替えてきた。

 男子は学校のゼッケンがついた紺のスクール水着だったが、女子は市街地のショッピングセンターで購入したという、色とりどりのワンピース水着で現れた。

 自分と沙耶香は、水遊びはしないがレスキュー的な立場なので一応は学校指定の水着の上にTシャツを羽織った形で子供達の安全を見守っていた。

 すると、どこからともなく大勢の男女のかけ声が聞こえてきた。

 「中井ーっ。エンジェルー。ファイッ!」という大きなかけ声。

 ザッザッザツ・・・・・・・

 まるで運動部というか、もう軍隊の行進みたいに背筋を伸ばしてジョギングしながら自分達の居る遊び場の脇を走り去る。

 沙耶香は「マーチングの合宿よね?なんかの運動競技でも出るのかしら?」

「なんでも特殊な合宿らしいけどね?」
 


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