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聞き耳
第1章 プロローグ
十七歳の淳也は東京で有名な私立高校に通っている。
「え、あ、あの……」
が、女性が嫌いな訳ではなかった。
身長が一七五センチの淳也は、マサミから逸らせる。
メロンのように丸い胸の膨らみが彼女のティーシャツの生地を押し上げており、真珠のように白い襟ぐりから、白い半分に切り分けられた水蜜桃を二つ並べたような谷間が伺えた。
「……してる? 反省……」
と、マサミの顔が更に険しくなった。
言葉が見つからなかった。
疑うような笑みを含んだマサミの目が淳也に突き刺さる。耳たぶまで熱を帯びるような気がする。
心臓が今にも破裂しそうなくらいに脈を打っていた。
「淳也くん……」
マサミの唇が耳元に近づいて囁いた。それは少し前の甲高いものではなく、ナイショ話をする時のように声帯が震えないくらいの呼吸だけの声だ。ふわっとした彼女の息が淳也に耳たぶをくすぐる。いつの間にか空気が抜けた風船のようになっていたペニスが再びグンと背伸びをして痛かった。
マサミが続ける。
「見たい、私の……?」
「え、あ、あの……」
が、女性が嫌いな訳ではなかった。
身長が一七五センチの淳也は、マサミから逸らせる。
メロンのように丸い胸の膨らみが彼女のティーシャツの生地を押し上げており、真珠のように白い襟ぐりから、白い半分に切り分けられた水蜜桃を二つ並べたような谷間が伺えた。
「……してる? 反省……」
と、マサミの顔が更に険しくなった。
言葉が見つからなかった。
疑うような笑みを含んだマサミの目が淳也に突き刺さる。耳たぶまで熱を帯びるような気がする。
心臓が今にも破裂しそうなくらいに脈を打っていた。
「淳也くん……」
マサミの唇が耳元に近づいて囁いた。それは少し前の甲高いものではなく、ナイショ話をする時のように声帯が震えないくらいの呼吸だけの声だ。ふわっとした彼女の息が淳也に耳たぶをくすぐる。いつの間にか空気が抜けた風船のようになっていたペニスが再びグンと背伸びをして痛かった。
マサミが続ける。
「見たい、私の……?」