この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
聞き耳
第1章 プロローグ
 十七歳の淳也は東京で有名な私立高校に通っている。
 
「え、あ、あの……」
 
 が、女性が嫌いな訳ではなかった。
 
 身長が一七五センチの淳也は、マサミから逸らせる。
 
 メロンのように丸い胸の膨らみが彼女のティーシャツの生地を押し上げており、真珠のように白い襟ぐりから、白い半分に切り分けられた水蜜桃を二つ並べたような谷間が伺えた。
 
「……してる? 反省……」
 
 と、マサミの顔が更に険しくなった。
 
 言葉が見つからなかった。
 
 疑うような笑みを含んだマサミの目が淳也に突き刺さる。耳たぶまで熱を帯びるような気がする。
 
 心臓が今にも破裂しそうなくらいに脈を打っていた。
 
「淳也くん……」
 
 マサミの唇が耳元に近づいて囁いた。それは少し前の甲高いものではなく、ナイショ話をする時のように声帯が震えないくらいの呼吸だけの声だ。ふわっとした彼女の息が淳也に耳たぶをくすぐる。いつの間にか空気が抜けた風船のようになっていたペニスが再びグンと背伸びをして痛かった。
 
 マサミが続ける。
 
「見たい、私の……?」
/5ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ