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大人が寝る前に読む物語
第1章 赤ずきん

「さぁ…いよいよだ」

その言葉の意味するところは十分過ぎるほどに分かっている

何度も絶頂を味わい
はしたなく足を開き、自ら腰を振り
蜜を漏らしてしまったら逆らうことなど、もう出来ない

だって
奥が疼いて仕方ないのだから

委ね切った身体を抱き起こされ、
ベットの縁に背を預けるように座らされる

今の私の身体は全身が性感帯のように
どこを触られても感じてしまう

だからそっと指先に口付けをされただけでも

「あぁん…」

「そんなに溶けきった顔をして…まだ本番はこれからだと言うのに…」

満足気に微笑みながら、起き上がった彼のモノを見た瞬間、目を見開いた…

目の前に現れた、興奮ではち切れんばかりにイキリ勃ったペニスに
目が釘付けになってしまったから…

お…大きい…
そして……太い

無理だ──…


「どうした?」

「…こんなの無理…挿いらないわ」

「お前は生娘ではあるまい…」

「……でも……無理よ…大きすぎる」

「大丈夫だ…挿いらない女は居ないと聞く」


嘘よ……
ルシアの物よりも遥かに大きくて逞しいもの

そんな恐怖を滲ませていると

顎を取られ…
見つめられる


この顔……
今まで怖くて良く見ていなかったけれど…

「……ア…レフ?」

「やっと気がついたのか?」

「…アレフなの?」

「そうだ…」


そんな───
アレフがオオカミ男…


「さぁ…赤ずきん…君は今から俺のものだ…」

優しい口付けから
だんだんと激しさを増すように舌が絡み、興奮で鼻息が荒々しく
変わってくる

ダメなのに奥が疼く…
怖いのに、どうしようもなく求めてしまう…
あんな大きなモノが挿いるわけないと思うのに足が開いていく


長い舌で口内を侵される口付けは
たまらなく気持ちが良くて…

「あぁ───…ッッ」

蜜で溢れかえるクレバスに大きなペニスを擦り付けるアレフ

重なる唇の隙間からくぐもった喘ぎ声が盛れ始め

時折、切っ先が蜜壷を掠めて
花芽を潰すように擦っていく

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