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大人が寝る前に読む物語
第2章 かぐや姫
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その意思とは
石作皇子には「仏の御石の鉢」

車持皇子には「蓬莱の玉の枝(根が銀、茎が金、実が真珠の木の枝)」

右大臣阿倍御主人には「火鼠の裘(かわごろも、焼いても燃えない布)」

大納言大伴御行には「龍の首の珠」

中納言石上麻呂には「燕の産んだ子安貝」

を持って来させるというものだった。


どれも話にしか聞かない珍しい宝ばかりで、手に入れるのは困難だった。

石作皇子は大和国十市郡の山寺にあった只の鉢を持っていき嘘がばれた…

車持皇子は玉の枝の偽物をわざわざ作ったがその報酬を支払われていない職人たちがやってきて偽物と発覚…

阿倍は唐の商人から火鼠の皮衣を購入した。この衣は本来燃えぬはずであったが、姫が焼いてみると燃えたので贋作と分かってしまった…

大伴は船で探索するが嵐に遭い、更に重病にかかり両目は二つの李のようになり断念する事となった

石上は大炊寮の大八洲という名の大釜が据えてある小屋の屋根に上って子安貝らしきものを掴んだが転落して腰を打ってしまった…
しかも掴んだのは燕の古い糞であり貝は無かったのだ


結局、かぐや姫が出した難題をこなした者は誰一人としていなかった。
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