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第2章 かぐや姫

かぐやside

「愛している…」

その言葉がこんなにも嬉しいなんて…

全身から感じる体温と身体の重み…
すべてがこの人を愛おしいと感じている

まだ余韻の残るソコには
ジンジンとした痛みが残り…

でも、それは幸せな痛みで彼を受け入れられた喜びで胸がいっぱいだった


重ねる肌から、いつもの香りに包まれると傍にいるのだと安心する

何度か啄むような口付けを交わし、
心配そうに覗き込む帝の瞳と視線がぶつかった

「大事ないか？」

「…大丈夫よ…」

「痛かったか？」

「ん…少し…」

「すまん……止まらなかった」

悪いことをした子供のようにしゅんとする帝が可愛らしい

「私は身も心も帝のモノ…
遠慮などしないで下さいな」

「…そうか……ならば…」

深く口付けをして、苦しいほどに舌を絡ませる帝

それに答えようと必死で私も舌を絡ませた

揺蕩う銀糸が離れるのを惜しむ気持ちと重なり
切なく見つめる


「もう一度…このまま抱きたい」

「…え？」

「どうにも治まらない…」

身を離すと、バツが悪そうに猛りに手を添え
上下に擦る

「帝……それは……」

「すまん……またそなたのナカに入りたい」

初めて目にしたソレは…
あまりにも大きくて太い

そんなものが私に挿いった……の？

「良いか…？」

ゴクリ……

「私は帝のモノ……断るなど有り得ません」


求められる事がただただ嬉しくて…

私は帝に身を委ねた


乳房を揉みこまれ、赤子のように乳首に吸い付く帝…
そこから与えられる刺激は驚く程に気持ちがいい

「あぁ…かぐやよ…溢れてる…」

そう言いながら、さっきまで繋がっていた所を掻き混ぜるから
あられもない声が我慢出来ない

味わったことのない痛みと同時に
味わったことのない程の快感

全身で感じる悦楽に頭が溶けてしまいそうだ

「あぁ────ｯｯ…」

再び、帝の太い猛りが侵入してくる

3度目だと言うのに、まだ少しの違和感を伴いながら
奥へと挿いってくる


「くっ…かぐや……締め付け過ぎだ…」

奥を突かれるのは、まだ少しの痛みを感じる…
しかし、気持ち良さそうな帝の顔を見れば
言い出す事は出来ぬ

ただ……
揺すられる身体が少しずつ昂り
気持ちが良くなってくる……

1度目よりも──
2度目よりも─────

「あぁ────…あん…あん」