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大人が寝る前に読む物語
第2章 かぐや姫
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帝の子を孕みたいと願いながら、
その後もかぐやは東宮への入内を拒み続けた。


しかし、帝とてかぐやと別れるつもりは毛頭ない…


そのため、
帝は翁にそれ相応の身分を授け、
東宮近くへ屋敷を建てさせた


そうして帝は時間の許す限りをかぐやの元へと通い、
愛を育んでいった


────
──────
─────────
──数ヶ月後────────



「あぁ──…ッッ…」

出来たばかりの東宮近くの邸宅に
かぐやの喘ぎ声が響く…


「…ッッ…くっ…」

パンッッ…パンッッ…と腰を打ち付ける音と
結合部から漏れ出る隠微な水音に混じる苦しげな吐息


「あぁッッ…イクっ──ッッ…」

先程からナカの襞がうねり、締め付けがキツいため
果てが近いことは分かっていた


それでも尚も突き続けるのは
かぐやの身体を熟知しているからだ


「はっ……私も…もう……くっ…」


そして、私は相も変わらず
この身体に翻弄され続けている


深く猛りを突き刺し、最奥へと突き続ければ
一気に駆け登るように襲い来る射精感

揺れる乳房に手を伸ばし、その柔肉を鷲掴む…


「イクぞ…ッッ……かぐや…ウッ……」

ビクビクと痙攣を繰り返すナカで大きく膨らんだ猛りが爆ぜた…

「あぁ────…ッッ…あん」

身震いが起こるほどに気持ちがいい──



まだ息が整わないままにかぐやの隣へと
大きな身体を横たえた


同時に乳房を揉みながら、片方の乳首を口に含む

手に余るほどの豊かな膨らみが、
私の手の動きで形を変える

「はぁん……んっ……」

甘い声で応えるかぐやにそっと口付けた


「大事ないか……身体は辛くないか?」

「……はい…」

「すまぬ……奥は突かぬと言ったのに…」

「…気になさらず……お抱き下さい……」


そうは言うが……

そっと触れたのは、ほんの少しふっくらとした
かぐやのお腹だ


「腹の子は驚いてはいないだろうか…」

「大丈夫ですよ……ふふっ」

柔らかく微笑む顔は幼さの中にも母の優しさが滲む


かぐやの中に宿った命───
待望の懐妊だ


「かぐや…愛している…」

「私も愛しております…」


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