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DC時代に逆戻り転生?
第3章 突然の集団リンチ
「おい、おまえー!モエちゃんと話した罰を下す!」
「はあ?」
と思った次の瞬間、僕は4人に囲まれ、殴る蹴る、殴る蹴る、殴る蹴る、殴る蹴る…。サンドバッグにされた。
「モエちゃんはな、俺の女ってきまってるんだよ!俺でさえまだ話をしたことないのに、ゴミケイタが先に話をするなんて、ありえないぜ!」
小一時間ほど殴る蹴るの暴行を受け、僕は、血まみれになった。
しかし、僕は、その間、魂が抜けた人形と化していた。
もちろん、めちゃくちゃ悔しい。しかし、相手は体格のいい4人。抵抗は、ムダだ。つまり、そうするのが、一番楽だ。

3限目、英語の時間終了のチャイムが鳴る頃、僕はようやく解放された。
『歩けるかなあ?』
立ち上がってみる。幸い、足の骨は折れてないようだ。腕は?左腕が動かない。ぶらぶらしてる。脱臼したか?
口の中が、しょっぱい。歯が3本ほど折れてるようだ。
顔も傷だらけ。
腹は、本能で守っていたようで、だいじょうぶなようだ。

しかし…。
これ、ヴァーチャルだよね?痛すぎ…。
思い出したくない過去まで思い出させやがって。何かの試練か、これは…。

さて!
4限開始のチャイムが鳴るのを聞きながら、僕は、職員室には向かわず、かといって自宅の方向にも向かわず、学校の正門から外に出た。
そして、目の前にある警察署へ入った。
「あのー」
「え?」
警察署の人たちが驚いて、僕を見た。
「同じクラスの4人の男子に殴られたり蹴られたりしまして。その男子4人の名前は、………」

僕は、警察署の人に付き添われ、警察署の隣の医院に行き治療してもらった。
腕は脱臼寸前で、幸い施術で治った。
警察署内の食堂でお昼を食べ、午後は、歯科医院に行き歯の応急治療。折れたところを削って、歯を継ぎ足してもらった。

そして夕方、僕は、自宅に帰った。
ちなみに僕の両親は、僕が大学を卒業したころに交通事故で他界している。だから、すごく懐かしい。
「ただいま、パパ、ママ」
僕は家では、両親をそう呼んでいた。恥ずかしくて外で親に会ったときは
「おやじ、おふくろ」
と呼んでたけどね。
「わ?ケイタ、なんだ、そのケガは?」
おやじが驚いてた。
「うん、殴られて」
「誰に?」
「おやじの会社の社長のむすこに」
おやじは、黙ってしまった。

ピンポーン。
来客。
噂の社長が現れた。
玄関で深々と頭を下げ、百万円を差し出した。
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