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DC時代に逆戻り転生?
第3章 突然の集団リンチ
社長が、うなだれたようすで帰った。
おやじは、百万円を受け取り拒否していた。

翌日、僕は、カラダのあちらこちらが包帯とバンソーコーだらけだったが、検査の結果も異常なかったし、歩けたので体操着で登校した。
モエが真っ先にビックリして、駆け寄ってきた。
「ケイタくん~~~、そのケガ…」
「ああ、別に。大したことないよ」
その時、クラスの男子たちがざわめいた。クラスナンバー1、いや校内一の美少女が、イケメンじゃない可もなく不可もない男子に親しげに駆け寄ったからだ。

朝のショートホームルームの時、担任教師が
「…………、以上4名、本日より長期欠席になります」
とみなに連絡した。
クラスは、静まり返った。
しかし、生徒たちが皆一様に、今まで(もちろん、僕本来の過去の記憶上も)見たことのない安堵の表情を見せていた。
僕は、その4人の事情を今朝、警察署からの連絡で知っていた。家庭裁判所に送致され、少年鑑別所に入る予定という。
4人は、僕以外にも、校内の複数の生徒への暴力事件を起こしていた。その生徒の一人の親が市会議員で、主犯の番長の親社長からワイロをもらっていたため、今まで泣き寝入りしていたとのことだ。

その日の1~4限は、日ごろ学級崩壊状態だったのが、完全に静かなまじめなクラスに変貌していた。

昼休みになった。
食堂に行き、うどんを注文しそれをもってテーブル席に着いた。
「え?」
気がつくと、僕は、クラスじゅう、いや学校じゅうの女子たちに囲まれていた。
みな、僕を、きらきらとした目でじっと見つめてくる。

男子たちは、それを遠巻きにして見ている。
しかし、僕は平然と、うどんをすすった。
いや、両隣の女子(他のクラスの、校内3本の指に入る美少女2人)が、僕がうどんをすする様子を間近で目を凝らして見つめていたので、平然とというわけではない。

「うーん」
と僕は、言った。すると、女子たちは、まじめな顔になった。
「きみたちは、なぜ、僕を囲んでいるのかな?」
僕は、声を発した。
すると、女子たちはまるでせーのと声をそろえたみたいに、言った。
「ケイタくん、本当にありがとう!わたしたちを救ってくれて」
あの不良4人組は、モエ以外の女子全員を5人単位で呼び出して、メイド服やチャイナ服やありとあらゆるエロい姿をさせ撮影会をしていたという。なんて、やつらだったんだ?
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