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第6章 さて、他の女子たちの味は？まずは性欲啓発会開催へ

いや、僕とモエとのエロ声なぞは、英単語発声も混じるので、周辺から人を去らせればじゅうぶんに聞こえなくすることができる。
問題は、そのエロ光景を目撃した参加女子たちの、七転八倒・空前絶後・阿鼻叫喚のエロ醜態を、辺りに聞こえないようにすることだ。

音楽室？視聴覚教室？
昼休み、モエが僕を伴って、職員室へ。
「５限から下校時刻まで、体育館、借りまーす！！」
教頭先生が僕を見ながら、黙って体育館のカギをモエに手渡した。
じつは、体育教師全員が懲戒免職になっていた。いくら不良４人組といえど、肉体を鍛えた体育教師たちの指導があれば逆らえないはずだが、つまりは買収されていた。そのエサというのが、女子生徒たちのあられもないエロ姿写真集であった。
女子の体育教師も１人いたが、やはり買収されていた。その先生、女子中学生が大好物だったことが判明したのである。
ほんと、いつの時代も女子中学生のモテぶりはすさまじい。

しかし、考えてみれば体育館ほど、適した場所はない。
一見、広がりがあるので、声が周りに聞こえると考える。しかし、体育館の出入り口は、すべて鉄製の扉。閉め切ると、中の声は外にまったく洩れない。体育館でよく映画上演や演劇鑑賞をやっていたのは、そういうことなのだ。
僕の出身中学であるこの体育館は、１階が特別教室や部室になっていて、体育館がその上に２階３階で乗っかっている構造。下の特別教室で授業を受けているとき、確かに上の体育館の音がまったく聞こえなかったことを思い出した。

ぞろぞろと、女子生徒たちが体育館に集まり始めた。
初めは同じクラスの女子24名だけを参加させようと思っていたが、他のクラスの女子たちも
「公開エッチ？キャーッ♡見たい♡見たい♡」
と希望が殺到し、けっきょく２学年の女子の大半、２００人余り（当時は、学年１０クラスである）が性欲啓発会に集まってしまった。
僕とモエがエッチをする場所は、もちろん、体育館の前部にある壇の上である。
女子たちを体育館の床に座らせるのはマズいので（床にエロ汁が染みついてしまう）、Ｅ組の男子２０名を招集して体育館に２００人余り分のパイプいすを並べさせた。
もちろん作業が済んだら、男子は追放。このヒマを持て余している状態で、男子たちの多くはグラウンドに出てソフトボールやサッカーを果てしなく、続けていた。（合間に、オナニー）