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スカーレットオーク3
第1章 1 二人きり
「ああっ。んんんっ」
「もういっちゃったのか」
直樹は身体中を紅潮させて息を荒げている緋紗を見ながら薄く笑い、マティーニを飲んで少し緋紗の口にも注いだ。そして舌を絡めながら挿入する。
「んんっ」
手の甲を口に当て、声を押し殺しながら感じる緋紗の束ねた髪をほどいた。
「ほら。もっと声出して」
腰をつかんで激しく動く。
「ああっ。だめっ」
「ちょっと休憩」
直樹は動きを止めて緋紗の頬を撫でた。
「ああ。はあ……」
残念そうなため息をこぼす緋紗に口づけをし、繋がったまま身体を起こして直樹は彼女の身体を眺める。
「熟女って感じだね」
「あんまり見ないで。体型が……」
「綺麗だよ。質感もいいし。」
(ダナエみたいだ)
また少し動いて緋紗の喘ぐ声を聴く。
指にマティーニをつけ緋紗になめさせると恍惚とした様子で指先を吸っている。
「緋紗」
名前を呼ぶと軽く締め付けてくる。
「あんっ。直樹さん、気持ちいい」
ここ数年は『お父さん、お母さん』とか『奥さん、あなた』など固有名詞で呼び合うことが多くなっていた。
新婚当初に戻ったような新鮮さと、長く馴染んできた愛着が交差して二人は強く抱きしめあう。
直樹の動きに緋紗も応じて上りつめていく。
螺旋を描くような快感が二人を貫き、身体を密着させ口づけをして、抱いているのか抱かれているのかわからなくなるような官能の中、二人は歓喜の声を上げた。
「もういっちゃったのか」
直樹は身体中を紅潮させて息を荒げている緋紗を見ながら薄く笑い、マティーニを飲んで少し緋紗の口にも注いだ。そして舌を絡めながら挿入する。
「んんっ」
手の甲を口に当て、声を押し殺しながら感じる緋紗の束ねた髪をほどいた。
「ほら。もっと声出して」
腰をつかんで激しく動く。
「ああっ。だめっ」
「ちょっと休憩」
直樹は動きを止めて緋紗の頬を撫でた。
「ああ。はあ……」
残念そうなため息をこぼす緋紗に口づけをし、繋がったまま身体を起こして直樹は彼女の身体を眺める。
「熟女って感じだね」
「あんまり見ないで。体型が……」
「綺麗だよ。質感もいいし。」
(ダナエみたいだ)
また少し動いて緋紗の喘ぐ声を聴く。
指にマティーニをつけ緋紗になめさせると恍惚とした様子で指先を吸っている。
「緋紗」
名前を呼ぶと軽く締め付けてくる。
「あんっ。直樹さん、気持ちいい」
ここ数年は『お父さん、お母さん』とか『奥さん、あなた』など固有名詞で呼び合うことが多くなっていた。
新婚当初に戻ったような新鮮さと、長く馴染んできた愛着が交差して二人は強く抱きしめあう。
直樹の動きに緋紗も応じて上りつめていく。
螺旋を描くような快感が二人を貫き、身体を密着させ口づけをして、抱いているのか抱かれているのかわからなくなるような官能の中、二人は歓喜の声を上げた。