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第2章 初仕事兼筆おろしとなりました

「ああ…まりえちゃん、イキそうだ…。まりえちゃんのおマンコの中に精子が出そうだ…」
僕は、何とか射精をセーヴしながら予告した。
「うれしい～～～ッ♡出して♡出して♡わたしの中に～～～ッ♡」
中出し希望と契約書の特記欄にあった。
「ああああ…、イクうううううーっ！！！！！」
僕は、思いきって放出した。男子の幸せな瞬間だ。
まりえはと見ると、またまた腰を思いっきり突き上げおマンコを僕に捧げながら放心していた。

さて、射精を終えた後も、仕事は続く。
「まりえちゃん？すぐ引き抜く？それともこのまましばらくじっとする？」
男子としては少しじっとする時間が欲しい、賢者タイムだから。
「エへ♡ケンくん、そんなにわたしのカラダを抱いていたいの？ケンくん、仕事を忘れてるう～♡いいよケンくん♡このままじっとしていて～♡アアアア～♡幸せ～～～♡」
射精直後が賢者タイムだと知らないまりえは、勝手に勘ぐって勝手に許しを与え勝手に呆ける。僕は弁解もしないで放置する。こんなふうに女子客に勝手に妄想させるのも、商売である。

さて、僕にとっての懸念のもう１つは、「エッチ複数回希望」というまりえのオプションである。
たった１度のエッチでまりえは完全にメロメロである。このまま何度もカラダを重ねていくと、まりえは僕に心からどっぷりとハマってしまうかも。
じつはおっさんオーナーから次のようなことを言われている。
「１人の女子と過ごす時間は出来る限り増やしたほうが良い。できれば２４時間以上」
これはどういうことかというと、取締り逃れである。
現在の法制度では、複数の相手との売春がきつい取り締まり対象である。しかし１人の相手をして金銭を授受する行為は実は、犯罪ではない。愛人契約・セフレ契約とでもいうべきもので、金銭の授受はプレゼントか寄付みたいなものである。
もちろん１８歳未満だとまずいのだが、結婚を前提とした付き合いなら許される。だから特定の１名との性交渉ならば、言い逃れが可能だ。

僕は、まりえのかわいい裸身を眺める。
もし警察にバレた場合は、付き合っている彼女という言い逃れをする。場合によっては偽装結納・偽装婚約もすることになる。
『こんなかわいい女の子となら、彼女でも婚約者でもいいな』
と僕は真剣に思っている。
そういうふうに思うよう自分に言い聞かせろ、という指導も受けていた。