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S級有害図書
第9章 「霞萌の場合」
 興奮が冷め切らず、僕はしばらくの間、その場を動けずにいた。周囲の観客が引いて、やっとステージを出てロビーに移動する。まだかなりの観客がロビーにいたが、その隅で大人の男性と笑顔で話している襦袢姿の萌を僕は見つけた。ステージ上の彼女とは違い、素敵な笑顔を隣の男性に向けている。それは僕には恋する少女の笑顔に見えた。
 僕は大勢の客と共に劇場を後にする。きっと僕に恥ずかしい裸を観られたと知れば、萌はまた泣くだろう。劇場を振り返って、僕は萌の幸せを願わずにはいられなかった。
大勢の男達に一糸纏わぬ全裸を晒し、髪を振り乱してまるで男に抱かれているように恥ずかしく悶え、そして涙を流して恥じらういじらしい姿に、男達は理想の女性像を垣間見るのだろうか。
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