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生徒会長・朝倉美咲
第10章 生徒指導室へ
「申し訳ありませんでした」
美咲は指導室に入るなり頭を下げた。
「俺が一体お前に何をしたってんだ、おい?」
「い、いえ、何も」
「ああん?」
「何もされていません」
「じゃあ、俺はどうしてお前にビンタ食らわなくちゃなんねぇんだよ、え?」
葛巻の口調はとても教師とは思えないが、今の美咲は文句を言える立場ではない。何しろ全面的にこちらが悪い。
「何の理由もなく教師に暴力をふるって、ただで済むと思うなよ?」
「…ッ」
美咲は唇を噛み締めた。
(良くて謹慎、悪ければ…)
もともと普段から互いの印象は良くない。葛巻が美咲の処分に手加減してくれる可能性は低かった。
「本当に、申し訳…」
「ところで、なあ、朝倉」
葛巻は美咲の正面に立ち、
「お前、今ノーブラだろ?」
いきなり彼女の胸を乱暴に掴んだ。
美咲は指導室に入るなり頭を下げた。
「俺が一体お前に何をしたってんだ、おい?」
「い、いえ、何も」
「ああん?」
「何もされていません」
「じゃあ、俺はどうしてお前にビンタ食らわなくちゃなんねぇんだよ、え?」
葛巻の口調はとても教師とは思えないが、今の美咲は文句を言える立場ではない。何しろ全面的にこちらが悪い。
「何の理由もなく教師に暴力をふるって、ただで済むと思うなよ?」
「…ッ」
美咲は唇を噛み締めた。
(良くて謹慎、悪ければ…)
もともと普段から互いの印象は良くない。葛巻が美咲の処分に手加減してくれる可能性は低かった。
「本当に、申し訳…」
「ところで、なあ、朝倉」
葛巻は美咲の正面に立ち、
「お前、今ノーブラだろ?」
いきなり彼女の胸を乱暴に掴んだ。