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生徒会長・朝倉美咲
第13章 友の裏切り
「さあ入って入って」
礼子に背中を押され、美咲は玄関まで入ってしまう。
美咲の背後で礼子がドアの鍵をガチャリと閉めた。
「クズセン、さっさとヤっちゃえば?どうせ気持ちよくなっちゃえば訴えたりしないんだから」
「れー子?なに言って…」
「だって痴漢のことも、トイレでおしゃぶりさせられたことも訴えてないじゃない?」
「!?」
「ベラベラしゃべりすぎたぞ
曽根田」
「あれ?美咲もしかしてパニクッちゃった?」
美咲は何が何だか分からなかった。
礼子がここにいる事も、痴漢や今朝の出来事を知っているらしい事も、ひどいことを言った事も…!
「れー子…どうしちゃったのよ…?」
「別にどうもしないわよ」
「だって…」
「私ね、自分は美咲のこと好きなんだって思ってた」
「思って、た?」
「でも、違うってことに、ある時気づいたの」
美咲の知らない礼子が、そこにいた。
礼子に背中を押され、美咲は玄関まで入ってしまう。
美咲の背後で礼子がドアの鍵をガチャリと閉めた。
「クズセン、さっさとヤっちゃえば?どうせ気持ちよくなっちゃえば訴えたりしないんだから」
「れー子?なに言って…」
「だって痴漢のことも、トイレでおしゃぶりさせられたことも訴えてないじゃない?」
「!?」
「ベラベラしゃべりすぎたぞ
曽根田」
「あれ?美咲もしかしてパニクッちゃった?」
美咲は何が何だか分からなかった。
礼子がここにいる事も、痴漢や今朝の出来事を知っているらしい事も、ひどいことを言った事も…!
「れー子…どうしちゃったのよ…?」
「別にどうもしないわよ」
「だって…」
「私ね、自分は美咲のこと好きなんだって思ってた」
「思って、た?」
「でも、違うってことに、ある時気づいたの」
美咲の知らない礼子が、そこにいた。