この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
生徒会長・朝倉美咲
第17章 屈辱の破瓜
ぴろろッ ぴろろッ
ちょうどトイレから出てきた礼子が、当たり前のように
美咲の携帯電話を取り出し、メールを読んだ。
「ぷっ」
吹き出した礼子に
「勝手に見ないで!返して」
美咲は腹を立てたが、まだ立ち上がることはできず、奪い返しに行けない。
礼子はそんな美咲に構わず
メール内容を読み上げた。
「From: 卓
subject:首尾はどうだ?
【クズセンにイッパツ
ぶちかましてやったか?】」
「!」
「どうする?逆に一発ヤられちゃったって返信しとく?」
意地悪く笑う礼子に、
美咲は思わず
「やめて!」
と叫んだ。
顔色が変わった美咲を見て、
葛巻は彼女の最大の弱点に気づいた。
(くっくっく…なるほどなぁ
"大好きな卓"にだけは知られたくないってか)
ちょうどトイレから出てきた礼子が、当たり前のように
美咲の携帯電話を取り出し、メールを読んだ。
「ぷっ」
吹き出した礼子に
「勝手に見ないで!返して」
美咲は腹を立てたが、まだ立ち上がることはできず、奪い返しに行けない。
礼子はそんな美咲に構わず
メール内容を読み上げた。
「From: 卓
subject:首尾はどうだ?
【クズセンにイッパツ
ぶちかましてやったか?】」
「!」
「どうする?逆に一発ヤられちゃったって返信しとく?」
意地悪く笑う礼子に、
美咲は思わず
「やめて!」
と叫んだ。
顔色が変わった美咲を見て、
葛巻は彼女の最大の弱点に気づいた。
(くっくっく…なるほどなぁ
"大好きな卓"にだけは知られたくないってか)