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生徒会長・朝倉美咲
第18章 美咲と礼子
美咲が学校を休んで三日目になる。
あれから眠る度に夢を見る。
葛巻に襲われ、無理やり抱かれる夢だ。
現実は痛くて辛いだけだったのに、夢の中では嫌がりながらも悶えている。
そして目覚めると必ず濡れていた。
(どうしちゃったのよ、私)
ぴろろッ ぴろろッ
送信元は月曜日の朝の脅迫メールと同じアドレス、つまり礼子からのメールだ。
『身体の調子はどう?
そろそろ出てこられるんじゃない?
美咲がいないと、つまんないよ〜』
アドレスさえ見なければ、葛巻のアパートに礼子はいなかったと錯覚してしまいそうなほど普通のメールだった。
あれから眠る度に夢を見る。
葛巻に襲われ、無理やり抱かれる夢だ。
現実は痛くて辛いだけだったのに、夢の中では嫌がりながらも悶えている。
そして目覚めると必ず濡れていた。
(どうしちゃったのよ、私)
ぴろろッ ぴろろッ
送信元は月曜日の朝の脅迫メールと同じアドレス、つまり礼子からのメールだ。
『身体の調子はどう?
そろそろ出てこられるんじゃない?
美咲がいないと、つまんないよ〜』
アドレスさえ見なければ、葛巻のアパートに礼子はいなかったと錯覚してしまいそうなほど普通のメールだった。