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性に溺れる私
第6章 【アブナイ不徳義】





「てか、本当に来たんだ」




「そりゃ来るでしょ、あんなメールよこしといてその態度……嫌いじゃないけど」




「入って」




「お邪魔します、ていうかめっちゃ家デカくない!?さすが医者家系だね、こんな広いところで一人かよ」




天井は高く吹き抜けで構築されたモデルハウスみたいなもの。
確かに一人だと広過ぎる。
こんなの、ただの鳥籠のようなもので私はちっとも良くは思わない。




その代わり外では割と好き勝手させてもらってるよ。
勉強さえ怠らなければ何も言わない両親だから。
それより顔を合わせたのいつだっけ?
その方が深刻だわ。




すげぇなすげぇなって言ってる彼をほったらかしにしてドライヤーを当てている。
終わってすぐ後ろから抱きついてきた。
バスタオルを退けたらTシャツしか着てなく素足出してんだもんね。




「ここ来たの俺が最初?」




「そ、呼べばホイホイ来るかなって」




「おい、俺はゴキかよ」




振り向いて見つめ合う。




「生命力強そうだよね、耀平」




「強いよ?精力も」




あっけらかんと下ネタ話す耀平を押し退けてバスタオルを拾う。
バスルームへと戻しに行くのもついて来る。




まぁ、呼び出したのは事実。
オナニーだけじゃ足りないから。
耀平だったらサボってでも来てくれんじゃないかと思って軽く誘った。




まだ誰も家には男を連れ込んだことはない私が、何だかデリヘルを頼んだ男の気分。
性処理手伝ってよ。




住所送っただけで興奮して飛んで来てくれた耀平くん。
手を引いて階段を登り、部屋の前まで来た。




「体調悪いのは本当なの……でもそんな時だからこそシたくなるんだけど」




「いつでも駆けつけますよ?」




「耀平……わかる?私ムラムラしてんの」





「可愛い……体調悪いのに無理させちゃって良いの?」




「体調悪い時の私初めてでしょ?」と言って部屋の扉を開いた。
広々とした部屋にまた驚いてるけど制服のままの耀平をベットに押し倒した。
馬乗りになって見降ろしている。




「無理させちゃうの…耀平の方かもよ?」




「それは嬉しい限りだ…」




腰を浮かせてズボンの上から股関を触る。












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