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性に溺れる私
第7章 【交錯していく欲望】
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そういや空気よめないとこあったよね、耀平は。
堂々としててそういうところは惹かれる部分でもある。
耀平……この前言ってたことやっちゃおうか?と目で合図。
「玲奈、お水飲みな?」
大樹にそう言われて耀平からペットボトルを受け取る。
「飲ませて」と大樹に渡す。
蓋を開けて手渡されたけど大樹の口に水をつけて垂れさせる。
「えっ」と驚いている大樹の顎に流れ落ちる水を舌で食い止め飲み込んだ。
「へぇ〜大胆」って横で茶かす耀平を無視して舌を這わす。
大樹……耀平に見られてて恥ずかしいの?
そのうち快感になるよ。
「ちょ、玲奈?ちゃんと飲まなきゃ」
「口移しして…」
ペットボトルを傾け無理やり口に含ませる。
下からキスしてその水を受け取る。
喉が潤っていく。
そのまま舌を絡め合ってキス続行。
戸惑ってる大樹に隙きを与えない攻め。
腰を浮かして股関を弄る。
キスだけで勃っちゃった?
耀平に見られて興奮した?
それはまだもう少し後でかな。
「玲奈っ」といちいち止めてくるの萎えるからやめてよ。
「なんで…?大樹したくないの…?」
「いや、そうじゃないけど今は違うでしょ…?熱あるんだし安静にしてないと」
まだ冷静だね。
ここ、こんなに勃起してんのに?
「ヤダ……」
駄々をこねて再びキスをする。
耳を甘噛みして吐息混じりに煽るの。
「耀平に見られながらシヨ」
「えっ?」
面白い表情するね。
ワンピースタイプのランジェリーを脱いだから慌ててる。
自らブレザー脱いで着せられた。
耀平が見てるから嫌なんだよね。
でももうそんなの言ってられないかもよ?
手コキしてる大樹のが限界だって言ってるよ…?
ベルトに手をかけるとまた止めてきて。
「え、今するの!?」
「そうだよ…」
「えぇ………マジかよ」
「来てくれて嬉しいよ……すっごく大樹に会いたかった」
「う、うん……俺も会いたかった」
「大樹……抱いて」
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