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性に溺れる私
第11章 【ハメ撮りの果てに見える世界】





激しくピストンして喘ぐ先生の顔を撮り続ける。




「イかせてあげますね……」




起伏の激しい私に呆れてますか…?
もう頭も身体もイカれてるので許してください。
性に溺れるとこうなっちゃうの。




「すっごく良い眺め……あぁ…腰止まらない…っ」




頭がフワフワする……気持ち良い。
え……何?イキそうなの?
簡単にイかないでよ、楽しませて?
キスの代わりに口枷を舐める。




先生が私に犯されて感じてくれている。
こんな妖艶な姿……私が独り占めしたいよ。
誰にも見せたくない。
今のこの瞬間だけは、私だけの先生だよ?




時間なんて……止まっちゃえばいいのに。




ほとばしる汗と混ざり合う体液。
激しいピストンがまるで走馬灯のように感じる。




「先生………」




愛してる………これからもずっと。




だけど私のモノにはならないで。




キレイなままで終わらせて。




先生が射精したらもう性奴隷は終わり。




終わりにするよ。




「あっ………………イクっ!」




痙攣する身体で前後にピストンしたら先生も射精した。
お互い震えてる。
ベルトを取ってあげると自分で口枷を手早く取り、私を強く抱き寄せた。




先生…と呼ぶ前に唇が重なる。




激しい先生のキス……味わうのも最後、なのかな。




「悦んでなる……お前の性奴隷に」




やめてよ……そんなこと言ったら全部手放すことになるよ?
受け入れたら一番ダメでしょ。
もっと真剣に未来のこと考えてよ。
私なんかに縋り付いたら人生ダメになるよ?




築き上げてきたモノ奪いたいわけじゃないの。
私に嫌われたくないならお利口にして。





「先生には無理だよ…」




「なるよ…!それで繋がってられるなら本望だ…」




「私、誰とでもセックスするんだよ?もうやめときな?先生は戻れるよ、私なんかに固執しちゃダメ」




「藍沢っ…」




人差し指で先生の唇に当てて言葉を遮る。




「私、もう行かなきゃ…」




最後に脚の紐を解いてあげた。
今撮った動画は先生の目の前で削除した。




「撮ることに興奮はしたけど、後々どうしようとかは思わないから……先生が撮ったのも削除して良いですか?」












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