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第2章 【先生の監視】

私が欲しいのは先生の身体だけ。
鬼畜に扱ってくれないのなら一緒に堕ちる意味はないよね。
そんな先生に疼くこともないの。




「先生のバカ………」




言葉にしたら視界が揺らいでいく。
目尻から溢れる涙。




何勝手に素に戻ってんの…？
普通を求めないでよ。
そもそも普通じゃないから。
あなたは私に負けたの。
性欲に勝てなかったの。
そうでしょ…？認めなよ。




最後まで………最後まで望み叶えなさいよ。
役立たず……腰抜け野郎。




ウソ……先生とするセックスが一番なの。




でも契約違反されたら突き離すしかないじゃない。
痺れるほど相性が良かったのに。
もう……終わりなのかな。