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性に溺れる私
第3章 【先生への逆襲】





話し声、聞こえてるよね?
彼に見つかってしまえば私たちの関係がバレてしまう。
上手く誤魔化せたとしても安易に見つかるわけにもいかない。




隠れているの…?
しばらく出て来ないでね。




本当の屈辱、与えてあげる。





「電気つけなくて良くない?」




「え…?」




そのまま大樹くんを本棚に押し倒す。
わわっ!て驚いてるけど首に手を回したらすぐに瞳の色が変わった。




「忘れ物は…?」




この期に及んでまだそんなウソ信じているの?




「え、何それ……ただキスしたいだけだよ?ダメだった?」




喉が鳴る音。
完全に煽っちゃったね、もう我慢出来ないでしょ…?




「ダメ……じゃない」




「此処に来るまで我慢してくれないんだもん、大樹くん」




「ご、ごめん…」




「誰も居ないからたくさん出来るね…?」




「うん……していい?」




背中に回る彼の手。
すっごい欲しそうな瞳。




先生、見てる……?
先生が呼び出した図書室で私、
先生に見られながら他の人と交わるよ。
これは罰なんかじゃない。




ただの当て付け。
幸せそうに笑ってた当て付けだよ。
揃いに揃った幸福があるというのにあなたは私に焦がれる。
私の中で吐き出そうとする。




そんなのちょっと不公平じゃない。
だから少しだけ制裁する。
目の前で他人に抱かれる私を指咥えて見てなさいよ。




「大樹くん……我慢出来なくなったらどうしたらいい?」




踵を上げてもう唇が触れそうな距離。




「俺も……自信ない」




「その時は……私が大樹くんの初めて、もらっていい?」




「え……」




「ダメ…?」




ブンブンと首を振る仕草、可愛いよ。
私の色仕掛け…効かなかった人なんて居ないの。
童貞なんて久しぶり。




キミ、ラッキーだね。
最初の女が私だなんて。
最高のマンコ、堪能させてあげる。
まぁ、他の女と違うからよく覚えておきなね。




「ダメじゃない……俺も初めては玲奈がいい」




「嬉しい……」




ゆっくり重ねた唇。
回した手で引き寄せて熱く激しく……
歯止めが効かなくなるくらい絡ませる。












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