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性に溺れる私
第4章 【魅惑的な四角関係】





いちいち大樹に突っかかるような真似しないで欲しい。
クソガキ………遊んでる割に早漏のくせに。




トイレから出ると立ち止まる足。
別に待ってなくていいから。
無視して行こうとすると手を引き別の教室へ連れて行かれる。




「ちょっと…!離してっ…行かないってば」




「わかったから静かにして?」




「穂高く……っ」




ピシャリ!と閉めた扉のすぐ傍で強引に重なった唇。
ちょっと…独りよがりが酷過ぎない?
抵抗しようとした手も両方塞がれてるし脚の間に脚を入れられて身動き出来ない。




わかっててやってるとこがムカつく。
脚踏んづけてやりたい。
舌噛み切ってやろうか。
早く終われ……幼稚なキス。




一通り舐め回された唇が離れた時。
思いきり睨みつけてやった。




「全然感じないんだけど?下手になったんじゃない?」




「そんなこと言って腹立たせようとしてんだろ?本当はさっきの物足りなかったんじゃないの?」




「やめてよ」




再びスカートを捲くろうとした手を止めた。
謝ってきたくせに。
全然反省してない証拠じゃん。




「俺は物足りなかった……もっと藍沢を困らせてやりたかったよ」




「困らせてどうするの?その後は?大樹と喧嘩すればいいわけ?」




「別れてくれればいいかな」




「で、穂高くんと…?有り得ない」




「アイツよりかは幸せに出来るよ」




「出来ないよ、キミは永遠にニ番手だから」




目の色が変わった。
そう、その感じで来なさいよ。
ゾクゾクさせて。




制服のネクタイを引き寄せ触れるだけのキス……今度は私から。




「まだ一番になれると思ってるの…?可愛いね」




「ダメなの…?アイツから奪ってやりたいよ、マジで」




「奪えないよ……」




そう言った後、廊下側で数人の話し声が聞こえてきて二人ともサッと隠れてフリーズする。
体育を終えたクラスの生徒たちが戻って来ている。




「今出ると怪しまれるよ」と耳元で囁いてくる。
そんなこと言われなくてもわかってる。
ゾロゾロと足音が途切れ途切れだが聞こえているから。




「観念して残りの時間キスしてようよ」















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