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性に溺れる私
第5章 【支配する悦び】





残りの時間はとことんじゃれ合った。
たった一回のセックスでも今回のは大満足だよ。
コスプレヤバいね、ハマッちゃいそう。




「それ、後夜祭まで着てるの?」




「絶対聞いてくると思った。ううん、恥ずかしいし制服に着替えるよ」




見てたいけど他人に見られるのが嫌な大樹の性格はよく知ってるから。
ホッとした顔に再びキスする。




「それでいいんでしょ?」




「うん……玲奈大好き」




「また二人きりの時に着てあげるね」




「ん〜やったぁ…!」




スリスリしてきて可愛い。
大樹の脚の間に座って後ろから抱きつかれてる。
頭を撫でながら顔を向けてしまう、
当たり前のように重なる唇……絡ませる舌。




「大樹……そろそろ戻らないと」




「ん………まだもう少し」




さっきから何回このやり取りするの。
全然離れない唇。
磁石みたいだね……啄むキス……絡むキス。
終わらないよ……終われないね。




吐息も熱くなる。
スイッチ入っちゃう前に引かないと。
無理やり人差し指で遮った。




「続きはまた今度……行かないと」




「うん、また止まんなくなるとこだった」




戻り途中で「着替えて来るから」と大樹と別れた。
すぐ始まる後夜祭で落ち合う約束をした。
最後まで律儀にジャージ腰巻きさせられロッカールームへと急ぐ。




行く先々でやっぱり写真撮影を求められ仕方なく引き受ける。
皆、手錠掛けて欲しいみたい。
どんどん要求もエスカレートしていくから適度に断りつつ足を進めていく。




全然ロッカーに辿り着けないじゃない。
また大樹を待たせちゃう。
「あ、居た!」って背後から声がして咄嗟にダッシュ。
曲がり角に差し掛かった時、思いきり誰かに腕を引っ張られ帽子を取られる。




えっ!?トラ!?
トラの着ぐるみ着た人にズボッと頭から何か被せられた。
え、何々!?私も着ぐるみ!?
首から下は何かに包まれた。




追いかけて来た人たちが走り抜けていく。
足音が遠ざかったら手を引かれどこかの部屋に連れて行かれた。




ていうか暑い。
早く脱ぎたい。




と思った瞬間頭を抜かれ視界が明るくなる。
ニッコリ笑う目の前の人。




思わず舌打ちしてしまった。












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