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見られたせいで。
第5章 貰っちゃった
 俺が尻を叩くと京花は痴女の足元に土下座する。
 「公園の痴女様。先日はご挨拶もせずに失礼いたしました。ご主人様の奴隷三号と申します。本日はご主人様にご奉仕する姿を痴女様に観て頂きたくまいりました。拙い芸ですがお楽しみ下さい。」
 口上を述べると京花は顔を上げマスクを取る。
 痴女は息を飲み「古森さん。」と呟いたが俺も京花も聞こえない風を装う。
 京花は俺の股間に顔を埋め臭いを堪能してから舌と歯を使ってファスナーを下ろしズボンを脱がせる。次に立ち上がると背に抱きつき豊かな乳房を押し当てながらTシャツを抜き取る。前に回り乳首にキスすると唇を付けたまましゃがみ腹に蛞蝓が這った様な跡を残す。膝立ちになると勃起した肉棒に持ち上げられたトランクスのウエストゴムを噛み下に下ろす。弾けた肉棒に頬を打たれ思わず「あぁん」と声を漏らしゴムから口が離れる。慌てて咥え直そうとするがその前に俺の平手が京花の背中に紅葉の跡を残す。悲鳴を上げながらも媚びる様な目で俺を見上げ「申し訳ございません。」と詫びて再度トランクスを咥える。
 脱がし終えた俺の服に付いた砂を丁寧に払って鉄棒に掛けると自分の服は地面に投げ捨てる様にして全裸になると俺の足元に平伏する。 
 「お待たせしました。ご主人様。」
 額を地面に着けている頭に靴を履いたままの足を乗せる。
 「遅い!二号なら三十秒は早く支度するぞ!」
 「申し訳ございません。のろまな奴隷にお仕置きしてください。」
 「奴隷のクセに仕置きをしろと命令するのか?お前も偉くなったな?」
 怒気を孕んだ声に京花は脚にすがり付き頬擦りしながら媚びた目で俺を見上げる。
 「仕方がないやつだ。其処のベンチに手を付いて尻を上げろ。」
 命令に従いベンチに近付いた京花の動きが止まる。指定されたベンチは先程まで中坊が横になっていて吐き出されたザーメンが処理されずに付着して生臭い臭気を放っている。
 「早くしないか!」
 叱責に京花はザーメンを避けて手を着き尻を掲げる。
 「お待たせしましたご主人様。どうかお仕置きをお願いします。」
 「今日は尻打ちにするか。そうだな。回数は観客さんに決めてもらおうか。痴女さん。何回がいい?」
 突然話を振られて痴女は返事も出来ない。
 「あんたが一万回と言えば一万回打つがどうする?」
 どうしても回数を言わねばならぬと圧を掛ける。
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