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見られたせいで。
第3章 増えちゃった
 「ご主人様がそれを言いますか?」
 「お前さ。今日はちょくちょく毒吐くよな。やっぱり服着てると自分の立場忘れるのかな?どうなんだポチ!」
 愛美は慌てて全裸になるとチンチンをする。そうだよ。やはり最初からこうするべきだったんだ。頼んだ仕事が思いの外出来が良かったのと飯が美味かったのでついつい情に流されてしまった。こいつは露出狂の変態腐れマンコだ。
 さて、今日はどうしてやろう。
 「ポチ、手を後ろに胸を張れ」
 言わずと知れたお馴染みの胸責めのポーズだ。俺は机の引き出しから30cmの竹の定規を取り出した。小学生のときよく使っていたあれだ。振り下ろすとヒュンと風切り音がする。愛美の顔が痛みへの恐怖と希望に歪む。振り上げた竹鞭は横乳と脇の下に幅五cm程の帯状の跡を残す。右に左に上から下からあらゆる角度から打ち据える。が胸責めにはある程度耐性が出来たのだろう。いくら打っても犬の鳴き声は忘れない。俺は冷蔵庫からあれを取り出して切った。確かこう切った方が汁がよく出るってテレビでやってな。俺は皿の上にそれを置き布巾を被せて隠す。
 「ポチ。お前酸っぱい物好きだよな?」
 「ワン」
 嫌いですって言ったのかもしれないが俺には大好きですと聞こえた。そんなに好きなら沢山やらなきゃな。布巾をとるとポチが人間に似た悲鳴をあげるがきっと聞き間違いだろう。
 「ほら、ポチ。好物のレモンだよ。ジュースにしてあげるからたんとお飲み。」
 出来立てほやほやのみみず腫れの上でレモンを絞る。 
 「ぎゃー!痛い!痛い!」
 「誰が人間語喋っていいといった?」
 「ワン」
 健気にも犬に戻るが許さない。反対の乳房にレモンの断面を押し付け擦る。傷口に塩ならぬ傷口にレモン汁を塗るだ。
 「ぎゃー!助けて!お許し下さい!」
 「あ~ぁあ。完全に人間に戻っちゃったよ。どうすんだ?愛美?」
 「ご、ご主人様。ポチは雌犬の分際でご主人様と同じ言葉を使いました。二度とこの様な粗相が無いように厳しくお仕置きしてください。」
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