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見られたせいで。
第1章 見ーちゃった。
 あれから三日が過ぎた。心配していた警察にも動きがなさそうだ。若葉は訴え出なかったようだ。そうなるとあのエロい身体を放っておくのは惜しい。俺はA5サイズの茶封筒を用意した。

 今日は金曜日。あれから丁度一週間経ったことになる。時計はもうすぐ17時をさす。10分前から入り口をしきりにチラ見する俺に店長は呆れ顔だ。
 「本当に来ると思ってます?」
 「7:3で来るよ。」
 店長の問いに苦笑いで答える。あの茶封筒は若葉への呼び出し状だ。制服を着崩した裸体を男に弄ばれているA5サイズの写真を何枚かと金曜日17時に店に来いと書いたメモを入れておいた。当然写真は加工して俺の顔は消してある。口元だけを残した黒塗りの顔が耳を噛み節くれた手が大人になりかけの胸を揉みスカートに侵入した反対の手は固く閉ざされているべき秘密の扉をこじ開けて肉色の内部を晒している。こんな写真を送られて無視出来るわけがない。
 16時59分。ドアが開き真っ赤な顔をした制服姿の若葉が入ってきた。
 「店長、休憩入ります。」
 「どうぞ。出来るだけ静かにお願いしますよ。」
 若葉は件の茶封筒を手に俺の前に立つが感情が昂りすぎてるのだろう。何か言おうとするが金魚の様に口をパクパクさせるだけで言葉が出てこない。
 「お客様。奥でお伺いします。」
 他の客の手前事務的に声を掛けると例の部屋に促す。歩きながら人目がないのを確認して悪戯心でスカートの上から尻をサッと撫でる。
 反って来たのは罵声でもビンタでもなく「アン」という甘えた声だった。もしかして顔が赤かったのは怒りや羞恥ではなくエッチな悪戯への期待感からなのか?俺は肩を組むようにして若葉の胸に手を伸ばす。乳房を鷲掴みにしても呼吸が早くなっただけで抵抗しない。
 俺はスマホで部屋のカメラを起動させる。部屋に入ると正面から無造作に乳房を揉む。
 「よく逃げなかったな」
 俺の問いに若葉の手から茶封筒が落ちる。
 「こんな写真あるのに無理。」
 恨めしそうに下から睨め上げる目元がピンク色の靄がかかったみたいに潤んでいて妙に色っぽい。
 「写真返して下さい。お願いします。」
 「いいだろう。」
 あっさり応じられ若葉の顔色が変わる。なんだ?その残念そうな顔は。やはり真面目ちゃんだろうがお嬢様だろうが一皮剥けば性に興味津々の思春期の雌だ。
 
 

 
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