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見られたせいで。
第3章 増えちゃった
 結局判ったことは
 京花には現在付き合ってる男は居ない。
 色々あったようだが今は家族仲は悪くない。
 恋人(?)と死に別れたショックを引き摺っている。
 凄腕の剣士なので強引な力業は無理。

 何も判ってないのとたいして変わらない。まあ、京花にアプローチかけたとたん強面のお兄さん達が出てきて、なんて可能性はないと判っただけでも見っけものか。
 何にしても一日でも早く手を打たないとどんな奴に持っていかれるかわからない。相手がヤクザでも優しい言葉一つで犬のようについて行きそうな危うさがあるのだ。
 一番簡単なのは俺が優しい言葉で京花を引っ掻けて一時的庇護下に置いてから時間を掛けてゆっくり気持ちを解いていく。なんだろうけど。無理です。不可能です。いんぽっしぶるです。
 俺はどこにでも居るロリコンのサディストだ。女の子へのアプローチの仕方は弱みを握り逃げ場を奪って身体を奪う。改めて文字にするととんでもない悪党、女の敵。クラスで友達になりたくない男第一位。自分で言って自分で傷つく。俺にはマゾっ気はなかったはずたが。
 下衆だろうが外道だろうが俺にはそれしか出来ないのだ。こうなったら正々堂々詭道を使おう。勝てば官軍。
 若葉も愛美も高橋書店というクモの巣に自分から足を踏み入れて来たから手に入れられたが京花はそうはいかないだろう。まさか書店で万引きするように若葉に誘導させる訳にはいかないしな。やはり京花の出現ポイント、あのトイレにカメラを仕掛けるか?この手の細工は愛美の十八番なんだが京花の身辺調査で無理させたからな。あまり甘える事は出来ない。あとは店長か?あいつは他人が撮った盗撮映像観るのは好きだけど自分では危ない橋は渡らない極一般的なムッツリさんだ。巻き込むのは気が引ける。それに仲間に引き入れてもし店長が捕まりでもしたら俺は職を失う。それだけは断固阻止しなければならない。
 仕方がない。美少女剣士に返り討ちにあう覚悟を決めた。この肚さえ決まればやりようはある。そうと決まれば悪は急げだ。
 諸々準備を終えて少し早いが高橋書店に行くとレジカウンターの中で店長が熱心にノートパソコンを弄っている。客の少ない時間を使って売上計算でもしてるのかとも思ったがあのパソコンは、店長の私物だ。後ろから覗き込むと画面には無数のヌード写真。卑猥なポーズをとっているモデルは全部愛美だ。
  
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