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第3章 増えちゃった

　当然ながらオナニー盗撮動画も増えている。ただ心配なのは本当に京花は撮影されてるのに気付いてないのだろうか？俺は気付かれたら気付かれたで計画を前倒しするだけだと結構大胆にスマホで撮影していて映像チェックしてると何度か画面の向こうの京花と目が合うのだ。それが一瞬とはいえ気にはなる。どのみち決行は今夜だ。　
　緊張を解すために面白い話をしよう。
　愛美が今月二回目の撮影会を開いたのは日付が変わり金曜日の午前零時だ。愛美はお気に入りの薄いというよりもシースルーと言うべきな白いブラウスに股下数cmというマイクロミニスカートを履きそれを丈の長いサマーカーデガンで隠して店に入ってきた。既に発情してるのか顔が妖しく上気して呼吸も荒い。カウンターに居る店長に二万円渡して暖簾の中に入る。時間は木曜日の23時55分。愛美に続いて何人かが暖簾を潜る。撮影会の常連だ。こいつらは現れるかどうかも判らないモデルの来店を待って毎夜の様に来てはモデルが来なくても何かしらを購入して仁義を通す上客だ。いつの間にか撮影会には不文律が出来ていた。例えば本人がが望まない限りは撮影者はモデルに触れてはならない。モデルに声を掛けていいのは一日一回のポーズのリクエストだけ。かぶり付き真っ正面は店長の特等席。そして店長の命令には従う。ルールを知らない新参者の無礼は古参が諌める。等々。宝塚の出待ちより厳しいかしれない。58分店長が暖簾を潜る。俺はカウンターの中でモニター超しに様子を伺う。店長の準備が整うと同時に店内のBGMが変わる。
　時間金曜日午前0時00分00秒。撮影会開始だ。　
　愛美は店長の正面で爪先立ちになった踵の上にお尻を乗せて座りゆっくりと膝を開いていく。タイトなマイクロミニスカートはそれにともなって腰骨目掛けて巻き上がっていく。スマホやデジカメのレンズが一斉に愛美に、その股間に向けられる。今日の愛美はノーパンだ。昼前に家を出た時に着けていた下着は俺の家のゴミ箱の中だ。服の着替えは持ってたのに下着の代えは用意していなかったのか？膝が140度程開くミニスカートは極細の腹巻きと化し下半身は隠す物が無くなった。恥丘に密集する剛毛の下には分厚く黒い肉の花弁。それを右手でピースサインを作り広げる。途端にフラッシュの雨。蹲踞を崩し大股開きでブリッジする。