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見られたせいで。
第3章 増えちゃった

突然強力な光が浴びせられた。車のヘッドライトだと気付くまでどれだけ掛かったろう。警察か。これで俺も前科者か。京花の安全が確保されるならなんでもいいよ。捨て鉢になってる俺に掛けられたのはよく知っている優しい声だった。
「ご主人様。」
何がどうなったのか。気が付くと時計は日曜日の午前10時過ぎ。場所は自室のベッドの上だ。記憶を辿る。トイレでの作戦開始、暴走と失敗。逃走とヘッドライト。掛けた言葉。あの声は。
「愛美。」
「はい。ご主人様。」
思わぬ応えに見ると足元に愛美が立っている。なんだろう。いつもと雰囲気が違う。
上半身を起こすと自分が全裸だと気付いたのかそれどころではない。
「すまん、なにがどうなったのか説明してくれ。」
今迄の話の断片から愛美には俺が土曜日に行動を起こすと推察するのは難しくなかったそうだ。で、保険として車を待機させていたら案の定。俺は愛美の声を聞いた途端倒れたそうだ。俺をベッドに運び少しすると京花が目を覚ました。愛美は思考能力が低下している京花に自宅に電話させ友達の家に泊まると告げさせた。そこから愛美が電話を代わり若葉の親戚を名乗って口八丁で丸め込んだそうだ。
「京花はどうしてる?」
「聞こえませんか?」
愛美の視線の先に在るのは浴室だ。水音と明るい笑い声が聞こえる。声は複数だ。
「若葉様にも今朝おいでいただきました。」
「仲良さそうだな。」
「裸の付き合いの効能は老若男女関係無しです。」
「最初からお前を頼っていれば上手くできたのかな?」
「判りません。ただ、無邪気にエッチに興味の有った若葉様や露出狂変態の私と同じアプローチでは京花嬢を落とすのは難しかったと思います。」
「確かにな。京花には取り返しがつかない傷を付けてしまったな。」
溜め息をつく俺に愛美は笑い掛ける。
「それが意外とそうでもないみたいなんですよ。」
は?どういう意味だ?と問おうとした時脱衣場のドアが開いて若葉が飛び出してきた。
「先生おはよう!」
「おはよう。若葉は今日も元気だな。・・・じゃなくて服着ろ!」
普段この部屋の中で若葉が裸なのは当たり前なのでスルーしかけたが今は京花が居るのだ。
「なんで?あっ!」
やっと気付いたのか再び脱衣場に駆けていく。半歩入り。
「ほら、京花ちゃん。早く!」
「ご主人様。」
何がどうなったのか。気が付くと時計は日曜日の午前10時過ぎ。場所は自室のベッドの上だ。記憶を辿る。トイレでの作戦開始、暴走と失敗。逃走とヘッドライト。掛けた言葉。あの声は。
「愛美。」
「はい。ご主人様。」
思わぬ応えに見ると足元に愛美が立っている。なんだろう。いつもと雰囲気が違う。
上半身を起こすと自分が全裸だと気付いたのかそれどころではない。
「すまん、なにがどうなったのか説明してくれ。」
今迄の話の断片から愛美には俺が土曜日に行動を起こすと推察するのは難しくなかったそうだ。で、保険として車を待機させていたら案の定。俺は愛美の声を聞いた途端倒れたそうだ。俺をベッドに運び少しすると京花が目を覚ました。愛美は思考能力が低下している京花に自宅に電話させ友達の家に泊まると告げさせた。そこから愛美が電話を代わり若葉の親戚を名乗って口八丁で丸め込んだそうだ。
「京花はどうしてる?」
「聞こえませんか?」
愛美の視線の先に在るのは浴室だ。水音と明るい笑い声が聞こえる。声は複数だ。
「若葉様にも今朝おいでいただきました。」
「仲良さそうだな。」
「裸の付き合いの効能は老若男女関係無しです。」
「最初からお前を頼っていれば上手くできたのかな?」
「判りません。ただ、無邪気にエッチに興味の有った若葉様や露出狂変態の私と同じアプローチでは京花嬢を落とすのは難しかったと思います。」
「確かにな。京花には取り返しがつかない傷を付けてしまったな。」
溜め息をつく俺に愛美は笑い掛ける。
「それが意外とそうでもないみたいなんですよ。」
は?どういう意味だ?と問おうとした時脱衣場のドアが開いて若葉が飛び出してきた。
「先生おはよう!」
「おはよう。若葉は今日も元気だな。・・・じゃなくて服着ろ!」
普段この部屋の中で若葉が裸なのは当たり前なのでスルーしかけたが今は京花が居るのだ。
「なんで?あっ!」
やっと気付いたのか再び脱衣場に駆けていく。半歩入り。
「ほら、京花ちゃん。早く!」

