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見られたせいで。
第3章 増えちゃった
 小鳥の様な短いキスを繰り返すと京花の唇が吐息を吐くために緩む。すかさず唇で京花の下唇を挟む。舌先が挟まれた唇を撫でる。一度口を離し改めてキスをすると京花の舌がおずおずと俺の唇を割り歯に到着する。歯を開いてやると舌が入ってくる。が、京花の舌は俺の舌を捕らえられない。意地悪をして奥に巻き取っているからだ。京花の舌が口内を必死にさ迷う。可哀想になって舌を下ろしてやると待ちわびた様に絡めてくる。二人の荒い鼻息が混ざり逢う。爪先立ちも辛かろうとキスしたままベッドに腰掛けると京花は全体重を掛けてきた。ベッドに仰向けになった俺に京花は積極的にキスをしてくる。場所は唇に留まらない。額、瞼、頬。耳の穴を擽ったかと思えば鼻の頭を舐める。顎から首筋に下がる。さらさらした髪が首筋を撫でなんともくすぐったい。口撃はさらに下がり鎖骨を舐め乳首に至る。ペロリと舐められた時不覚にも声が漏れた。それに後押しされて京花の乳首責めが始まる。不意打ちの初回はともかくそうそう主導権を取られてたまるか。快感に溢れそうな声を必死で噛み殺す。暫く乳首責めが続いたがとうとう疲れたのか口が離れる。よし!乗り切った!内心ガッツポーズをしたが時期尚早だった。再び右の乳首が温かく柔らかい舌の攻撃を受ける。更に数秒後左乳首にも似た感触が襲ってくる。驚いて見ると胸の上で黒髪の小さな頭が二つ並んで動いている右は京花で左は若葉か。更に竿を優しくしごいているのは愛美だ。いかんな。このまま続けていたら挿入る前に暴発しそうだ。
 「京花。いいか?」
 俺の問いに京花は胸から顔を上げ期待で上気した表情で頷く。残りの二人は心得たもので静かに離れる。幸せなセックスがどういう物か想像出来ないが、出来る限り優しく愛情込めて抱いてあげよう。体位はやはりオーソドックスに正常位か。ゴムも要るな。だがこれらの俺なりの思い遣りは全て京花に拒否された。俺はベッドに仰向けにされ京花に跨がれた。右手で剥き出しのチンポを握ると自らの割れ目に導く。
 「お兄さん。挿入るね。」
 これは京花の為のセックスだ。京花の好きにさせよう。亀頭に柔らかく暖かい湿りを帯びた肌が触れる。いよいよだ。
 「若葉ちゃん。ちゃんと撮ってね。」
 「ばっちりだよ!」
 はぁ?何だって?まるで観光地で記念撮影してるようなお気楽な声。見ると若葉が三脚にビデオカメラ据えてピースしてる。
 
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