この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
見られたせいで。
第3章 増えちゃった
 叫びと共に全身が痙攣し膣が締まる。達した様だ。まずい!俺も限界だ。オマンコからチンポを抜き去ると京花をひっくり返す。とたんに迸るザーメンが京花の豊かな胸と引き締まったお腹、そして少量だが口許に撒き散らかされる。ティッシュでザーメンを拭き取ると愛美が湯で絞ったタオルを差し出す。今更ながらよく気の利くいい女だ。大年増というだけで何故あんなに邪険にしてきたのか。我ながら不思議だ。危機を救ってもらった。それだけで印象が180度変わるのだから俺は自分で思っているよりもかなり単純な人間のようだ。
 タオルで京花の身体を拭き浄めると腕を伸ばしてきたので抱っこしてやると照れ笑いしながらキスしてくる。唇が重なるだけのキス。口を離すと穏やかな笑顔があった。京花の望む幸せなセックスというのを与えてやれたのだろうか?俺が出来るだろうことはやったつもりだ。京花がどんな答を出すか。全ては京花の腹の中だ。
 「京花。お風呂に入っておいで。」
 自分が汗と唾液と愛液、精液で汚れた情事の後の身体だったと思い出したのだろう。慌てて風呂場に向かう。
 「愛美。悪いが背中流してやってくれ。」
 色々あったから疲れてるだろう。湯船で居眠り、溺死なんて目も当てられない。監視役だ。愛美はタオルを持って京花の後を追った。二人が見えなくなると若葉が抱きついてきた。今日は京花だけを可愛がったから嫉妬でもしたかな?軽い気持ちで見ると想像以上に真面目な顔だ。 
 「どうした?」
 少し躊躇したが若葉は小さな声で問うてきた。
 「先生。もう若葉いらなくなった?」
 え?
 「京花ちゃん居るから若葉は要らない子?」
 うゎ~!嫉妬が変な方向に枝葉を伸ばしたぞ。中学生でも女は女だし、思春期ゆえの思い込みの激しさが思考の暴走に拍車をかける。早々に誤解を解かないと厄介なことになる。が、下手に言葉を飾れば飾るだけ深みに嵌まるだろう。正直な気持ちを素直に表現する。俺が一番苦手な事だ。だがそれしかないだろう。
 「もしかして俺が若葉を捨てると思ってる?」
 若葉が首肯する。
 「俺は若葉が大事・・・大好きだ。いつダメ人間の俺の元から去って行くかと怯えてる。」
 これは本心だ。だが本心の全てではない。これ以上本心を明かしたら愛想つかして去られるかもしれない。利口な奴はここで口を閉じる。そして俺は利口、ではなかった。
 
 
 
/158ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ