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わたしを見ないで
第4章 指名返し
また前回みたいに先生が私の身体に覆い被さってきた。キスしてから目を開けると、先生の無駄に整った顔が目の前に見えた。
照明のせいなのかな?
先生の瞳の色がブラウンがかったカーキ色に見える。
先生の人間像を知らない店の嬢たちは、先生のことをどんな客として扱っていたんだろう?
「…なんでまたわたしに会いに来たの?」
先生の端正な顔つきを真っ直ぐに見つめながらわたしは尋ねた。
先生もわたしのことを見つめてる。何を考えているのか察しがつかない冷めた顔だ。
「大枠の回答をするなら、射精したいから以外ないよね」
「射精したいだけなら、わざわざ大嫌いな元教え子を指名しなくても良くない?」
真っ当な意見をぶつけると、意外にも先生は笑った。
「ずいぶん先週とは様子が違うね。箔が付いてきたんじゃない?」
先生はわたしを抱き締めるとそのままゴロンと転がり、わたしを自分の身体の上に乗せた。
元教え子のわたしをキツく抱き締めて頭に頬をくっつけ、ふぅとため息をつく先生が不思議だった。
「箔?そりゃ付くかもね。わたしのこと大嫌いな元担任がさ、先生のこと大嫌いな元教え子だってちゃんと分かってて指名して来たんだから」
照明のせいなのかな?
先生の瞳の色がブラウンがかったカーキ色に見える。
先生の人間像を知らない店の嬢たちは、先生のことをどんな客として扱っていたんだろう?
「…なんでまたわたしに会いに来たの?」
先生の端正な顔つきを真っ直ぐに見つめながらわたしは尋ねた。
先生もわたしのことを見つめてる。何を考えているのか察しがつかない冷めた顔だ。
「大枠の回答をするなら、射精したいから以外ないよね」
「射精したいだけなら、わざわざ大嫌いな元教え子を指名しなくても良くない?」
真っ当な意見をぶつけると、意外にも先生は笑った。
「ずいぶん先週とは様子が違うね。箔が付いてきたんじゃない?」
先生はわたしを抱き締めるとそのままゴロンと転がり、わたしを自分の身体の上に乗せた。
元教え子のわたしをキツく抱き締めて頭に頬をくっつけ、ふぅとため息をつく先生が不思議だった。
「箔?そりゃ付くかもね。わたしのこと大嫌いな元担任がさ、先生のこと大嫌いな元教え子だってちゃんと分かってて指名して来たんだから」