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わたしを見ないで
第2章 嫌いな担任
「ご指名ありがとうございまーす!行ってらっしゃいませーッ!」
デビュー初日。
スタッフのお客様送り出し文句が聴こえた。
あー、ついに来る。
来ちゃうぞ。
わたしの緊張はマックスだった。
口開けは90分新規指名予約客。
さすがデビュー当日。
業界未経験18歳の【みるく】ちゃん…
つまりわたしは本日予約完売している。
覚悟して入店したとはいえ、さすがに緊張する。
どんな客が待ち受けているか考えたら不安だし、どんな相手だろうが自分がちゃんと接客できるか考えると怖かった。
通路の角をからお客さんの姿が見えた瞬間、わたしはパッと頭を下げ…
「はじめましてー」
とびきりの作り笑顔で挨拶しようと顔を上げた瞬間…
お客さんを見て固まった。
目の前にいたのは、中学3年生のときの担任…
八田先生だったからだ。
デビュー初日。
スタッフのお客様送り出し文句が聴こえた。
あー、ついに来る。
来ちゃうぞ。
わたしの緊張はマックスだった。
口開けは90分新規指名予約客。
さすがデビュー当日。
業界未経験18歳の【みるく】ちゃん…
つまりわたしは本日予約完売している。
覚悟して入店したとはいえ、さすがに緊張する。
どんな客が待ち受けているか考えたら不安だし、どんな相手だろうが自分がちゃんと接客できるか考えると怖かった。
通路の角をからお客さんの姿が見えた瞬間、わたしはパッと頭を下げ…
「はじめましてー」
とびきりの作り笑顔で挨拶しようと顔を上げた瞬間…
お客さんを見て固まった。
目の前にいたのは、中学3年生のときの担任…
八田先生だったからだ。