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掃き溜めの星屑
第1章 掃き溜めの星屑
「来てよかった」



 ライブ終わり。
 橋本くんはそう言って池田くんにショルダーバッグから取り出したポッキーを二箱差し出した。



「ありがとう」



 池田くんは嬉しそうに笑ってそれを受け取り、橋本くんの肩を抱いた。橋本くんは下をむいてはにかんでいた。 



「また明日学校でね」



 池田くんはまだ用事があるからライブハウスに戻るという。
 橋本くんはチャリに跨ると振り向いてわたしに手を振り、そのまま夜道に走り去っていった。
 橋本くんのお母さんはきっと、池田くんに感謝してると思う。わたしはなんだか心があったかくなった気がした。


 橋本くんを見送ったあとわたしはライブハウスの向かい側にある公園の車止めポールに腰掛け、ライブハウスから出て行くお客さんを眺めていた。
 


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